子供用超立体マスクの作り方!洗い方・長持ちさせる方法
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
新型コロナウイルスの感染拡大防策にマスクは欠かせませんよね。
特にお子さんに関しては休校のところも多いかと思いますが、学校再開されてもマスクは必須・・・というところは多いのではないでしょうか?
また、一度作り方を覚えてしまえば、コロナが収束した後も、インフルエンザや花粉症の予防にも引き続き使う事ができます。
今回は、ハンドメイドで着け心地の良い人気の立体型マスクの作り方や、マスクを長持ちさせる方法について紹介していきます。
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この記事の内容
- 手作り子供用超立体用マスクの特徴とは
- 使い捨てマスクと手作りマスクの感染予防の効果の違いは?
- 手作りマスクをおすすめする魅力やメリットは?
- 手作り子供用超立体マスクの種類・材質の選び方
- ハンドメイド子供用超立体マスク作りに必要な材料
- ハンドメイド子供用超立体マスク作りで準備する道具
- 手作り子供用超立体マスクを作る前の下準備
- 手作り子供用超立体マスクの作り方・縫い方
- 手作りマスクを洗う方法!洗濯や手洗いの仕方
- 子供用超立体マスクの作り方、洗い方・長持ちさせる方法の紹介まとめ
この記事を書いている私は、ハンドメイドを4年していて、BASE(ベイス)で自社ネットショップ運営や、minne(ミンネ)やCrema(クリーマ)などフリマアプリで販売しています。
子供用立体マスクを手作りして、新型コロナウィルス等の感染予防策を取りたい方の力になれると思います。
では早速、「ハンドメイド子供用立体マスクの作り方」「ハンドメイドマスクの洗い方・長持ちさせる方法」について色々解説していきますので、是非最後まで読んでみてください。
手作り子供用超立体マスクの特徴とは
マスクにはさまざまな形のマスクがありますが、今回ご紹介するのはずばり立体型!
マスクは顔にしっかりフィットさせることが大切です。立体型は他に比べ、顔のラインに沿った構造のため、より密着性が高いです。
また、口とマスクの間に適度な隙間ができ、着け心地も良く、お子さんでも嫌がらずに着けてもらえると思います。
使い捨てマスクと手作りマスクの感染予防の効果の違いは?
一般的に使い捨てマスクとは不織布マスクと言われています。簡単に言うと、薄い不織布の中に、BFE(最近飛沫)、VFE(ウイルス飛沫)、PFE(テラックス粒子と呼ばれるとても小さい粒子)を99%カットすると言われるフィルターが入っており、これによって防塵効果があり、性能が高いと言われています。
一方、手作りマスク(ここではガーゼマスクとします。)はフィルターがなく、目の粗いガーゼを12~18枚程重ねたもので、このガーゼの隙間を通れる粒子であれば通してしまいます。
これによって、インフルエンザや花粉に対しては正しくマスクを着用することで、不織布マスクの方が効果があると言われています。
では、新型コロナウイルス対策でいえばどうでしょうか?
最近の研究結果では不織布マスクもガーゼマスクも、どちらもウイルスの大きさに対してフィルター能力が低いため、感染しないための防護としてはあまり意味がないと考えられているようです。
ではなぜ今、マスクが大事と言われているのでしょうか。
それは咳エチケットのためではないでしょうか。
咳やくしゃみによる大きな飛沫はマスクによって防止できます。咳やくしゃみは急に出るものです。
お子さんは特に、とっさに口をハンカチなどでふさぐことは難しいでしょう。
相手に飛ばさないためにもマスクは大事と言えます。
3.手作りマスクをおすすめする魅力やメリットは?
それでは、子供用手作りマスクの魅力を3つご紹介します。
再利用して一年中使用することができる
現在、世界的流行となっているコロナウイルスだけでなく、季節性のインフルエンザや花粉症、またお子さんでしたら学校での給食配膳時など、手作りマスクは一年を通して使用することができます。
おしゃれでかわいい柄が多い
お近くの手芸店や100均、またネットショッピングなどでもおしゃれでかわいい柄の生地が手に入れることができます。
ぜひ、ご自分でお好みの柄の生地を探してみてくださいね。
マスク不足でも手にはいる
不織布の使い捨てマスクはウイルスを通しにくいという視点では確かに優れていますが、なかなか手に入りにくい世の中ですね・・・
そんな中でも、ガーゼマスクは比較的手に入りやすいため、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
手作り子供用超立体マスクの種類・材質の選び方
マスクの形状には大きく分けて3つあります。平型、プリーツ型、立体型です。昔は平型やプリーツ型が主流だったマスクですが、今は立体型をしている人をよくみかけますね。立体型は以前は、仕事で長時間の装着が必要な人が特別につけていたマスクです。そのため、顔の形にフィットしており、息もしやすいのです。
次に材質ですが、ガーゼは綿(コットン)や麻(リネン)、絹(シルク)といった天然素材が主に使われますが、こちらはどの生地をお使いいただいても布マスクとして十分かと思います。
ハンドメイド子供用立体マスク作りに必要な材料
- 表地(横30センチ×縦15センチ)
- 裏地(横20センチ×縦15センチ)
- マスクゴム(約24センチ 2本)
- 糸
今回は表地も裏地もダブルガーゼを使用しています。表地は自分のお好きな布で良いですが、裏地は肌に直接あたるので、肌触りの良いガーゼがおすすめです。
どの材料も手芸店はもちろん100均でも売られていますので、お好みの柄を見つけて下さいね。
ハンドメイド子供用超立体マスク作りで準備する道具や揃えるもの
- ミシン
- アイロン
- アイロン台
- 紙
- 鉛筆
- 定規
- 裁ちハサミ
- 糸切りハサミ
- チャコペン
- ゴム通し
- まち針
これらのものがあるとスムーズに製作が進むと思いますが、家にあるものを代用しても大丈夫です。
手作りマスクを作る前の下準備
マスクを作る前に水通しをする
マスクの生地にガーゼを使う場合は水通しをしておくのが大事です。
ガーゼは水につけることで約3~5%程縮んでしまいます。せっかく作った大事なマスクが洗濯して縮んでしまっては悲しいですよね。
そのため、生地を裁断する前に水通しをしましょう!簡単ですのでぜひやってみて下さいね。
今回はこちらの豚さん柄のガーゼを水通します。
①水のいれたボウル等に生地を浸します。すべて水に浸っているようにしましょう。30分~1時間程このまま放置します。
②時間が経ったら、生地を軽く絞り、しわを伸ばして干します。半乾き程度乾かします。
③縦横の布目に沿ってアイロンをかけます。半乾きの状態でアイロンをかけるのがおすすめです。しっかり乾いてしまった場合はスチームアイロンにしてかけましょう。
これで水通し完成です。
手作り子供用超立体マスクの作り方・縫い方
水通しが終わったら早速、子供用立体マスクを作っていきましょう!
サイズに合わせて生地をカットする
今回はこちらのマスクを参考に型紙を書いてみました。
サイズは園児・低学年用です。
①お手持ちのマスクがあれば紙に鉛筆で型取りをして型紙を書いてください。
なければこちらを参考に型紙を書いてみてくださいね。
※サイズが図りやすいように多少形を変えています。
②マスクの完成サイズから外側1センチに縫い代を書きます。(赤線部分)
③赤線に沿って切り抜きます。
④表地になる生地を柄が内側になるようにして半分に折ります。
※柄に向きがある場合は向きに気を付けて下さい。
⑤上に切り取った型紙を置きます。
⑥チャコペンで縁取りをしていきます。
⑦2枚の生地がずれないようにまち針でとめた後、チャコペンで書いた部分をカットしていきます。
⑧これで表地のカットは完成です。
⑨次に裏地をカットしていきます。裏地にはこちらの水玉模様のガーゼを使用します。こちらも水通し済みのものを使いましょう。
⑩裏地になる側はこちらの型紙の赤線部分を折って縁取りしていきます。
⑪表地と同様に裏地もカットしていきましょう。
⑫これで生地のカットは完成です。
縫い合わせていきましょう
①表地からやっていきます。柄が向かい合わせになるように重ね合わせ、まち針で固定します。曲線部分の端から1センチをチャコペンで書いていきます。
②チャコペンに沿ってミシンで縫っていきます。
※ガーゼは縫うとき寄れやすいのでゆっくり縫うといいですよ。
③裏地も同様に柄を向かい合わせにしてチャコペンで端から1センチを書いていきます。
④チャコペンの上を縫っていきます。
⑤曲線部分が縫えました。
⑥縫った部分の縫い代を開いていくために、ハサミで曲線に沿って1センチ間隔で切り込みを入れていきます。※縫った部分を切らないように気を付けましょう。
⑦裏地も同様に切っていきます。
⑧アイロンで縫い代を割っていきます。
⑨表地と裏地2枚とも出来ました。
表地と裏地を重ね合わせて縫っていきましょう
①裏地だけひっくり返し、柄が向かい合わせになるように重ね合わせます。
②縫った部分がピッタリと重なり合うようにまち針で固定します。
③上側と下側を縫います。まち針で固定をし、縫い代1センチでチャコペンで書いていきます。
④チャコペンで書いた部分を縫っていきます。
⑤上下縫えました。
形を整えてゴムを通す部分を縫いましょう
①横の空いてる部分から指を入れて、生地をひっくり返します。
マスクの形が見えてきましたね!あと少しです♪
③ゴムを通す端の部分は1センチ内側に折り、アイロンをかけます。
④上と下の部分を端から約2ミリの幅で縫っていきます。ここを縫うことで型崩れしにくくなります。
⑤ゴムを通す部分を作っていきます。
まず、端から1センチのところで折り、アイロンをかけます。
⑥次に1,5センチのところを折り、アイロンをかけます。
⑦両側とも折って、アイロンをかけましょう。
⑧まち針でとめて、折った部分の内側から約2ミリの幅で縫います。
⑨両側とも縫いましょう。
マスクゴムを通しましょう
①カットしたマスクゴムをゴム通しで通していきます。
ゴムの長さは1本24センチにしていますが、お子さんに合ったサイズで切ってくださいね。
ゴム通しがなければ、ヘアピンや安全ピンなどでも代用ができます。
9.手作りマスクを洗う方法!洗濯や手洗いの仕方
せっかく作った手作りハンドメイドマスク・・・長く使っていきたいですよね!
次はそんな手作りマスクの洗い方・長持ちをさせる方法について見ていきましょう。
手作りマスクを手洗いする方法
手作りマスクは型崩れとほつれを防ぐ、という意味で手洗いがおすすめです。
1.洗面器に水(ぬるま湯)を入れ、適量の液体洗剤を入れます。
2.マスクを洗面器に入れ、10分放置する。
3.やさしく押し洗いをする。
※マスクの繊維を傷める可能性があるため、もみ洗いはしないこと。
4.洗面器の水を捨てる。
※水にウイルスが含まれている可能性があるため、注意する。
5.洗面器に新しい水を溜めて、洗剤が残らないように丁寧に濯ぐ。
6.形を整えて自然乾燥させる。
手作りマスクを洗濯する方法
基本的には手作りマスクは手洗いでやさしく洗うのをおすすめしますが、疲れてできない!なんて日もあるかと思います。
そんな時は、マスクを洗濯ネットに入れて、おしゃれ着と同様のデリケートコースで洗うといいでしょう。
乾燥機は良くないので、手洗い同様に、形を整えて自然乾燥させて下さいね。
手作りマスクを長持ちさせる方法
手作りマスクをできるだけ長持ちさせるためには、清潔を保つことが重要となります。
洗濯機を極力しようせず、手洗いで洗うようにしましょう。干すときも形を整えて干すのが大事です。
また、何度でも洗って使えると言っても限度があります。汚れてきたら、新しいのに取り替えるようにしましょう。
子供用立体マスクの作り方、洗い方・長持ちさせる方法の紹介まとめ
最後にこれまでの内容を以下にまとめました。
- 手作り子供用超立体用マスクの特徴とは
- 使い捨てマスクと手作りマスクの感染予防の効果の違いは?
- 手作りマスクをおすすめする魅力やメリットは?
- 手作り子供用超立体マスクの種類・材質の選び方
- ハンドメイド子供用超立体マスク作りに必要な材料
- ハンドメイド子供用超立体マスク作りで準備する道具
- 手作り子供用超立体マスクを作る前の下準備
- 手作り子供用超立体マスクの作り方・縫い方
- 手作りマスクを洗う方法!洗濯や手洗いの仕方
いかがでしたでしょうか?
ハンドメイド立体型マスクは、何回でも洗って長く使う事ができますし、材料もほぼ100均で揃えることができます。
ぜひお子さんと生地や柄を選んだりして、素敵なマスク作りにチャレンジしてみて下さい。
また正しい洗い方を知って、長く手作りマスクを楽しんでくださいね。
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