【おうち時間で手作り】洗えておしゃれなデニムマスクカバーの作り方
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
最近はおうち時間を活用して布マスクをハンドメイドされる方も増えてきていますね。
外に出ると、ガーゼやコットン、リネン等の生地を使った手作りの布マスクをしている人も多く見られるようになってきました。
いつも同じマスクばかりして飽きてきた…もっとおしゃれなマスクアイテムはないかな?とお考えの方におすすめなのが、個性的でかっこいいデニム生地を使ったマスクカバーです。
この記事では、おしゃれでかっこいい雰囲気の大人用デニムマスクカバーを作るのに必要な材料や道具、作り方を詳しく解説していきます。
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この記事の内容
- 貴重な使い捨て(不織布)マスクを長持ちさせよう!洗えるマスクカバーとは?
- 【おうち時間で手作り】ハンドメイド作家の私がマスクカバーを作ろうと思ったきっかけ
- 【おうち時間で手作り】デニム生地のマスクカバーをおすすめする4つの魅力
- デニム生地ってどこで買う?国産デニムなら岡山県倉敷市・広島県福山市が有名
- 【デニム生地で手作りマスクカバー】準備する材料や下準備は?
- 【デニム生地の手作りマスクカバー】ミシンでハンドメイド・必要な手芸道具や用意するものは?
- 【おうち時間で手作り】デニム生地の手作りマスクカバーの作り方を紹介
- 【デニム生地の手作りマスクカバー】洗い方と長持ちさせるお手入れ方法
- おうち時間でおしゃれなデニムマスクカバーの作り方まとめ
この記事を書いている私は、ハンドメイドを4年していて、BASE(ベイス)で自社ネットショップ運営や、minne(ミンネ)やCrema(クリーマ)などフリマアプリで販売しています。
おしゃれでかっこいい「デニムマスクカバー」をハンドメイドしてみたいとお考えの方の力になれると思います。
では早速、「デニムマスクカバー」について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
貴重な使い捨て(不織布)マスクを長持ちさせよう!洗えるマスクカバーとは?
マスクカバーとは、使い捨て(不織布)マスクに、筒状になったマスクカバーを横からかぶせて使うものです。
これによって、マスクカバーを外して洗うだけで清潔に保たれ、使い捨てマスクを長く使うことができます。
一般的には、使い捨てマスクの方が布マスクよりもフィルター性能が良いとされていますので、マスクカバーによってその良さを長持ちさせる事ができるので、非常におすすめできます
【おうち時間で手作り】ハンドメイド作家の私がマスクカバーを作ろうと思ったきっかけ
新型コロナウイルスの影響拡大により、使い捨てマスクの入手が難しい状況が続いています。
そのような中、いろいろな生地を使ってさまざまな布マスクをハンドメイドをされている方も増えていると感じています。
ただ、いつも同じマスクばかり着けていて、飽きてきてしまったり、嫌々仕方なく着けていらっしゃる方に、ちょっと個性的でおしゃれなデニムのマスクカバーを紹介して、憂鬱な気分を少しでも上げられたらなと思い、今回ハンドメイドに挑戦しました。
【おうち時間で手作り】デニム生地のマスクカバーをおすすめする4つの魅力
デニム生地は、インディゴ(藍)色に染めた糸と白い糸を織り交ぜて綾織りした生地のことで、よくジーンズや鞄などに使われる素材です。
最近では、薄手のデニム生地も手に入るようになったため、マスクなどにも使われるようになり、おしゃれなアイテムとして注目を集めています。
そんなデニム生地の4つの魅力について、ご紹介していきます。
使い捨て(不織布)マスクを洗わずに何度も使えて長持ちさせられる
使い捨てマスクは、「不織布」という繊維を織らずに絡み合わせたシート状の素材が使われていて、一般的にはウイルスを通しにくい為、マスクによく使われる素材です。
しかし、しばらく使用すると毛羽立ってしまったり、洗って繊維がほつれてきたりする為、基本的には使い捨てでの使用となります。
マスクカバーに使い捨てマスクを入れて使用すれば、直接顔に触れる部分はマスクひものみとなりますので、使い捨てマスクは汚れずに、マスクカバーは洗えば何度でも使用できる為、長持ちさせられる、ということになります。
プリーツタイプのマスクカバーはマスクひもや型紙不要で作れて簡単
マスクは、立体型・プリーツ型・平面型の3つのタイプに分けられます。
中でも、使い捨てマスクでよく使われるのがプリーツ型で、カーテンのひだの様に折り目が3~4つくらいついていて、伸び縮みするようになっています。
それにより、鼻から口まで、広く覆うことが可能となってますので、マスクカバーも同様にプリーツ型にする必要が出てきます。
曲線の多い、立体型のマスクは型紙が必要ですが、プリーツ型は型紙不要で作れますし、マスクカバーはマスクひもが要らない為、準備する材料も少なく作ることができます。
色落ちしてもかっこいい!デニムは使うほど肌になじむ
マスクカバーは使うごとに洗って清潔に保つ事が大切ですので、デニム生地のマスクカバーは少しずつ色落ちもしてきてしまうでしょう。
しかし、デニム生地は色落ちしても、それがまた違った風合いとなって現れてきますので、へたれる事はなく、むしろ味が出てくると言えます。
またデニムは使うほど肌に馴染んでくる為、着け心地の良いオリジナルのマスクカバーになると思います。
デニム生地のマスクカバーはシンプルでもお花やリボンモチーフでアレンジしてもおしゃれ
デニム生地のマスクカバーはいろんなアレンジを加えてみてもおしゃれです。
もちろん、シンプルなデザインにして使い込んでくのも良いですし、花柄や星柄の刺繍・ビーズ・アップリケなどのワンポイントを付けてみるとアクセントになっていいですよね。
せっかくなら、世界にひとつだけのオリジナルデニム生地マスクカバーを作ってみてはどうでしょうか?
きっと愛着が湧いて長く使えるアイテムになると思います。
デニム生地ってどこで買う?国産デニムなら岡山県倉敷市・広島県福山市が有名
デニム生地は海外から輸入されてきましたが、岡山県倉敷市は元々繊維の町であることから、国産デニムとして生産されていきました。
また広島県福山市もデニムの生産に必要な染色技術が開発されていったことから、有名になりました。
産地にこだわって、岡山や広島産のデニムを使うのも、かっこいいですよね。
これらはネット通販(amazon・楽天・yahooショッピング)でも買うことができます。
また、手芸店(ユザワヤ・トーカイ)はもちろん、最近ではや100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)等でもデニム生地やそのはぎれが買えるので、簡単に手に入れる事ができます。
ぜひ、自分好みのデニムを見つけてみてくださいね。
ちなみに、今回私がハンドメイドするデニムのマスクカバーは、岡山デニムを使ったものになります。
【デニム生地で手作りマスクカバー】準備する材料や下準備は?
材料はこの2つだけです。
・デニム生地
・糸
以下にデニム生地と糸の詳しい説明をしています。
デニム生地って苦しい?デニムの特徴と生地選びのポイント
デニム生地は、縦糸にインディゴブルーの糸を、横糸には白い糸を使用し、綾織して作られている為、独特の藍色が特徴的です。
また、この綾織にも種類があり、右綾織りは硬めにしっかりと織られており、ジーンズなどでよく使われる織り方です。
それに対して、左綾織りは少し緩めに織られ、しなやかで馴染みやすく通気性が良い為、マスク作りには左綾織りがおすすめです。
マスクカバーは使い捨てマスクに被せて使うため、薄い生地でないと息苦しさを感じてしまいます。
生地を選ぶ時は、薄手のものを選ぶことがポイントです。
デニムに合う色って何色?デニム生地を縫う糸の色や太さ
糸の太さの目安を表す単位として、番手があり、数字が大きいほど細い糸となります。
マスクに適している薄手のデニム生地には、番手の番号の大きい細い糸を選ばれると良いでしょう。
またデニム生地に合う糸の色に関しては、ジーンズでは銅製のリベットの色に合わせてオレンジ系(金・茶)の糸がよく採用されているようですが、デニムマスクに使うマスクは、お好みの色の糸でまったく問題ありません。
オレンジ系の色の糸でももちろん似合いますし、白色や同系色の青色の糸でも良いかと思います。
ご自身で作りたいデニムマスクカバーをイメージして選んでみてくださいね。
【デニム生地の下準備】水通しと地直し
デニム生地を買ったら、作る前にまずは、水通しと地直しをすることをおすすめします。
麻・綿・ガーゼ生地などは水に浸すと縮みやすく、色の濃いデニム生地などは色落ちが心配です。
そのため、あらかじめ水に浸すことで、あとから生地が縮むのを抑えることができ、洗濯した際の色移りも防ぐことができます。
今回は、デニム生地の色落ちを防ぐ方法で水通しをしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
用意するもの
- デニム生地
- ・塩 1リットルあたり、約大さじ1
- 酢 1リットルあたり、約大さじ1
- 液体洗剤 1リットルあたり小さじ半分
なぜ酢と塩が色落ちを防ぐのかというと、デニムはインディゴ染料という、油分の多い染料を使っています。
通常の洗濯洗剤はアルカリ性で、油分(脂汚れ)も一緒に落としてしまうため、インディゴ染料が色落ちしやすくなってしまいます。
そこで、酸性である「酢」を入れてアルカリ性を中和するとともに、「塩」の繊維に染料を定着させる働きを加えることで、色落ちしにくくするというわけです。
水通しの仕方
①デニム生地が入る位のバケツなどを準備します。
色落ちで汚れるのが気になる方は、ビニール袋を入れて、その中に水を入れます。
②デニム生地は水がいきわたりやすいように、じゃばらに折ります。
③塩と酢を入れて、溶かします。
④デニム生地をしっかりと水に浸します。
⑤浮いてきてしまう場合はおもしなどを置いて、このまま1~2時間放置します。
⑥時間がたったら、水を捨て、液体洗剤を入れてじゃぶじゃぶ洗います。
色落ちがなくなるまで何度か水を入れ替えて洗うといいでしょう。
大変な方はそのまま洗濯機に入れて、洗っても大丈夫です。
他のものと洗わず、液体洗剤で単体で洗ってくださいね。
うっすら青いのがわかります。
⑦洗い終わったら、軽くしわをのばし、陰干しで半乾き程度まで乾かします。
⑧地直しをします。
アイロンで織の歪みを直すように、生地を整えます。
これで水通し(色移り防止)と地直しの完了です♪
【デニム生地の手作りマスクカバー】ミシンでハンドメイド・必要な手芸道具や用意するものは?
- ミシン
- アイロン
- アイロン台
- 糸切りばさみ
- 裁ちばさみ
- 定規
- チャコペン
- まち針
これらのものが揃っていると便利ですが、ご家庭にある道具を使って頂いて構いません。
また、今回はミシンを使いますが、手縫いでもできます。
【おうち時間で手作り】デニム生地の手作りマスクカバーの作り方を紹介
水通しと地直しが終わったら、早速作っていきましょう。
今回は、出来上がりサイズ約18cm×9.5cm(大人用使い捨てマスクが入るサイズ)のマスクカバーを作っていきます。
①まず生地を39cm×23cmにカットし、表を向け、真ん中に折り目(山折り)を付けます。
これが中心線となります。
②中心線から山折り(赤線)、谷折り(青線)をしていき、アイロン掛けをしてプリーツを作ります。
定規で測り、チャコペンで印をつけながら折っていくとやりやすいです。
3箇所ずつくらい印をつけて折っていくと折りやすいです。
③全部折ると、こんな感じのプリーツが出来上がります。
少し大変ですが、丁寧に折るときれいなプリーツに出来上がるので、頑張りましょう。
④プリーツが取れないようにまち針を付け、端から0.5cmを縫っていきます。
縫えました。
⑤生地を裏にして、端から1cm折ります。
⑥さらにもう一度1cm折ります。
⑦折った部分が取れないように、アイロンで押さえます。
⑧待ち針でとめて、折った内側から約2mmの幅でミシンで縫います。
お手持ちの使い捨てマスクが入るか確認し、調整するといいでしょう。
縫えました。
⑨そのまま、表が外側になるように半分で折り、待ち針でとめます。
端から0.5㎝ミシンで縫っていきます。
縫えました。
⑩袋縫いをするので、今縫った部分の縫い代を割って、アイロンを掛けます。
⑪横の空いてる部分から裏返します。
⑫割った箇所をアイロンで押さえます。
⑬使い捨てマスクが入るか確認し、アイロンを掛けた部分の端から1cmをミシンで縫います。
縫えました。
⑭表に返し、アイロンで形を整えたら完成です♪
今回はワンポイントで右上に、お花とビーズを付けてみました。
上下や裏表が分かりやすくなりますので、おすすめですよ!
こちらで紹介した手作り「デニムマスクカバー」を気に入っていただいた方は、当ショップから購入することができます。
もしよろしければ、ご覧ください。
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【デニム生地の手作りマスクカバー】洗い方と長持ちさせるお手入れ方法
デニム生地のマスクカバーも他の素材と同様に、使用した後はウイルスや細菌が付着しているかも知れませんので、正しく洗って清潔に保つことが重要です。
洗濯機を使用しても大丈夫なのですが、その際は洗濯ネットに入れて、洗剤は「中性洗剤」が生地へのダメージが少ないのでおすすめです。
また、お湯を使用すると染料が浮いて色落ちしやすくなるので、常温以下の水を使用してくださいね。
布マスクの洗い方が詳しく載っていますので、気になる方は読んでみてくださいね。
【手作りマスク】家族も清潔で安心!正しいハンドメイド布マスクの洗い方・長持ちさせる方法
新型コロナウイルスの流行で使い捨てマスクが手に入りにくい状態が続く中、ハンドメイド布マスクを作ってはみたけれど「どのように洗ったら良いのかわからない」「せっかく作ったハンドメイドマスクを長く使いたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回はハンドメイド布マスクの洗い方や長持ちさせる方法について紹介していきます。
おしゃれなデニムマスクカバー作りのまとめ
最後に、これまでの内容を以下にまとめました。
- 貴重な使い捨て(不織布)マスクを長持ちさせよう!洗えるマスクカバーとは?
- 【おうち時間で手作り】ハンドメイド作家の私がマスクカバーを作ろうと思ったきっかけ
- 【おうち時間で手作り】デニム生地のマスクカバーをおすすめする4つの魅力
- デニム生地ってどこで買う?国産デニムなら岡山県倉敷市・広島県福山市が有名
- 【デニム生地で手作りマスクカバー】準備する材料や下準備は?
- 【デニム生地の手作りマスクカバー】ミシンでハンドメイド・必要な手芸道具や用意するものは?
- 【おうち時間で手作り】デニム生地の手作りマスクカバーの作り方を紹介
- 【デニム生地の手作りマスクカバー】洗い方と長持ちさせるお手入れ方法
いかがでしたでしょうか?
薄手のデニム生地で作ったマスクカバーは、通気性も良いですし、おしゃれなインディゴブルーがとても綺麗で、使うごとに愛着が湧いてくるアイテムだと思います。
いつもと同じマスクやマスクカバーでは少し物足りないかな、とお考えの方にぴったりだと思いますので、おうち時間を活用して、ぜひ手作りデニムマスクカバーにチャレンジしてみてくださいね。
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