Written by Marryju Shop

BASEでは海外発送はできる?初心者でも簡単な発送の仕方を解説

BASE販売

こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。

主婦
主婦
BASEで海外発送をすることはできますか?

はい!今回はこの疑問にお答えしていきますね!!
まりーじゅ
まりーじゅ

無料で個人のネットショップを運営できるBASEでは、海外ユーザー向けの販売が可能になりました。

しかし海外発送をするには、ネットショップの設定や書類など国内とは違った手順になるので初心者の方は難しく感じるでしょう。

そこでこの記事では、BASEで可能になった海外発送について知りたい方のために、発送時に必要な書類や海外ユーザー向けに設定する方法などを詳しく解説します。

海外対応のショップにしたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。

この記事を読むことで、

  1. BASEで販売する商品を国内と海外に発送する違いを知ることができます
  2. BASEで海外発送するために決済方法など必要な設定を理解できます
  3. BASEで利用できるAppで海外発送する際の送料や言語などを設定する手順を確認できます

まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。


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それではBASEで海外発送に対応する為に、必要な設定や梱包のコツなどについて解説をします。

この記事の内容

この記事を書いている私は、洋裁講師歴25年の母の指導の元、ハンドメイド製作、BASEで自社のネットショップ運営や、minneやcremaなどフリマアプリで4年販売しています。

BASEでは海外に在住の方にも販売している商品を発送できる?

個人事業主などに人気なBASEでは、今年に入り海外向けに商品が発送できるようになりました。

BASEの拡張機能であるAppを利用すると、国際郵便などを使用できるようになり国や地域ごとに細かく送料も設定可能です。

比較的簡単に発送が可能なので、国内に限らず様々な国のユーザーと繋がりたい方は、海外向けにネットショップを設定してみましょう。

BASEなどで注文を受けた商品を発送する際海外と国内とで異なる点を解説

通常のネットショップ運営では国内用の発送手順で十分ですが、海外ユーザー向けに商品を発送する際にはいくつか違いがあります。

ネットショップのオーナーは、しっかりと違いを把握しておきましょう。

BASEで海外から注文を受けても届け先である国の法律などで発送できない商品がある

国や地域ごとに法律や条例が違うので、BASEで注文を受けても発送できない商品があります。

知らずに発送してしまうと、税関で没収されてしまったり法律により罰則を受ける可能性もあるので注意してください。

発送が禁止されている品物例として、花火やクラッカーなどの火薬類、マッチやライターなどの可燃性物質などがあります。
海外在住の方から注文を受けた際には、発送が可能か事前に確認した後に販売をしてください。

海外にBASEの商品を発送する際国内よりも送料が高くなる場合がある

海外発送をするには商品の重さやサイズ、届ける国によってかかる送料が異なり国内に発送するよりも高くなる場合があります。

初心者だと送料がどのくらいかかるのか判断が難しいので、運送会社で公開されている料金表などを参考にするといいでしょう。

また、運送会社によっては送料の他に、追加料金を支払わなければならない場合があります。
発送直前に慌てないよう、事前に追加料金がかかるのか調べてから運送会社を選んでください。

海外発送はBASEに限らず関税がかかる場合がある

国内とは違い海外発送で気になるのが、輸入品に課せられる関税です。

商品によってはかからないものもありますが、発送する国や地域によって異なるので注意が必要です。

関税は主に商品を受け取る側が支払う形になるので、トラブルにならないよう事前にどのくらいかかるのか知らせてから発送してください。

BASEなどで海外に発送する際には「インボイス」という書類が必要になる

海外発送する際には、「インボイス」という販売者が記入する内容証明書が必要です。

この書類の内容と商品の中身が一致しないと、虚偽の申告をしたとして返品される場合があります。

必ず必要な書類になるので、自分で海外発送する際には利用する運送会社のホームページなどからダウンロードし作成しましょう。

BASEの商品を海外に送る際の発送方法や送料の設定方法を紹介

初心者の方だと海外発送する場合、どの発送方法などにするといいのか悩む方が多いでしょう。

そこで初心者にもおすすめな発送方法などを解説しますので、参考にしてみてください。

「国際郵便」は海外発送が手軽にできBASE初心者にもおすすめ

国際郵便はEMSなど日本郵便のサービスで、会員登録をするとマイページから手軽にラベルを作成でき発送準備が簡単です。

さらに追跡サービスもついているので、無事に商品が届いたかも確認することができ初心者でも安心して利用できる発送方法です。

送料も下記で紹介する国際宅急便より安く、個人で出荷をするネットショップオーナーにおすすめでしょう。

BASEでの出荷数が多く高額な商品も安心して届けることができる「国際宅急便」

海外ユーザーからの注文数が多い方は、国際宅急便がおすすめです。

出荷が早く高額な商品も安心して送れるので、ネットショップの売り上げが軌道にのってきた際には、こちらを利用するといいでしょう。

ヤマト運輸では発送する商品が多い場合など、自宅まで集荷してくれるので営業所まで運ぶのが大変な方は使用してみてください。

海外発送をする際の送料はBASEで販売している商品の重さやサイズで設定する

送料は発送方法によって異なりますが、商品の重さやサイズ別で決めるといいでしょう。

EMSやヤマト運輸では料金表をホームページで見ることができるので、そちらを参考にします。

BASEで販売する商品の重さや梱包時のサイズを測っておき、海外発送できるようサイズ別などで設定しておきましょう。

海外ユーザーからも購入してもらえるようにBASEネットショップで設定するべきもの

海外にも販売する際には、様々な設定が必要になります。

海外ユーザー向けのネットショップにしたい方は、こちらを参考に設定するべきものを確認しましょう。

BASEの注文に海外の住所や送料が選択できるように「送料詳細設定App」を利用する

海外に対応した発送方法や、送料を設定するためにはBASEの機能「送料詳細設定App」が必要です。

こちらをインストールし設定すると、購入者が海外の住所を入力できるようになり、記載した国に応じて送料が計算されるようになります。

海外発送には欠かせないAppですので、BASEで海外のユーザーに販売したい方はインストールしておきましょう。

海外ユーザーの利用者が多いPayPal決済を「BASEかんたん決済」で設定する

PayPal決済とは、海外での利用ユーザーが多いサービスです。

こちらの決済ができるように設定しておくと、海外に住んでいる方でも購入がしやすくなるので、販売につながりやすくなります。

他にも決済方法はありますが簡単に支払い方法に追加できるので、下記で紹介する手順を参考にしながら導入してみてください。

海外ユーザーに商品の魅力が伝わるよう「英語・外貨対応App」で言語や外貨表記を設定する

価格を外貨で表示したり、英語表記にしたりと海外ユーザー向けに設定できるのが「英語・外貨対応App」です。

こちらを設定すると海外ユーザーの購入率をあげることができ、販路を広げることができるでしょう。

しかし販売している商品の名前や、説明文は英語表記にはできないので注意が必要です。

国内のみの販売よりも設定が多くなりますが、海外でも商品が販売でいるようになると世界中にお客様がいることになるので、売り上げアップや新規顧客を獲得できるでしょう。

海外に対応したネットショップにするためBASEで「送料詳細設定App」を設定する方法

上記で解説した「送料詳細設定App」を利用して、発送方法などを設定する手順を解説します。

海外発送に対応するには欠かせないものなので、こちらで確認し設定してみましょう。

一覧でBASEの「送料詳細設定App」を探しインストールする

海外に対応したネットショップにするためBASEで「送料詳細設定App」を設定する方法
※引用:BASE U

管理画面上部にある、「Apps」というアイコンを押すと写真のような一覧で表示でき、検索することも可能です。
目的のAppを選択後、「インストール」という文字が表示されるのでそちらを押しましょう。

BASEにインストール後海外に販売できるよう配送方法や送料を決める

BASEにインストール後海外に販売できるよう配送方法や送料を決める

BASEにインストール後海外に販売できるよう配送方法や送料を決める
※引用:BASE U

配送方法の選択に「EMS」と「その他海外配送方法」というのがあるので、自分が利用したい配送方法を選択します。

また送料は選択した配送方法に応じて、サイズや重さごとなどに設定してみましょう。

BASEの商品に配送方法を適用させ終了

BASEの商品に配送方法を適用させ終了

※引用:BASE U

最後に設定した配送方法を、購入時に選択できるよう商品ごとに適応させます。販売している商品の重さやサイズなどで、配送方法を適応させるか決めましょう。

PayPal決済をBASEで設定し海外の方も購入しやすくする手順を解説

次に海外ユーザーが購入しやすいよう、PayPal決済の設定方法を解説します。

こちらも簡単にできるので、今まで国内限定で販売していた方も以下の手順で設定してみましょう。

BASEトップページにある右上のアイコンを開き「ショップ設定」を選択する

BASEにログインすると写真のような画面が表示されるので、右上にあるアイコンを押し「ショップ設定」を選択します。
BASEトップページにある右上のアイコンを開き「ショップ設定」を選択する

右側にある「決済方法の設定」を開きPayPal決済にチェックを入れ「保存する」で完了

ネットショップを設定する画面が表示されたら、「決済方法の設定」を開き「PayPal決済」を適応させます。
右側にある「決済方法の設定」を開きPayPal決済にチェックを入れ「保存する」で完了
他にも、国内販売向けの決済方法があるので、合わせて適応させましょう。

言語表記などをBASEの「英語・外貨対応App」で海外ユーザーにも対応させる設定方法

海外ユーザーもBASEのネットショップを見ることができるように、言語を英語や外貨表記にする「英語・外貨対応App」の設定手順を最後に解説します。

こちらを設定しておくと、海外からの注文も受けやすくなるのでネットショップのオーナーは参考にしてみてください。

管理画面からBASEApp一覧で「英語・外貨対応App」を探し選択する

管理画面からBASEApp一覧で「英語・外貨対応App」を探し選択する
※引用:BASE U

「送料詳細設定App」と同じく、一覧から「英語・外貨対応App」を選択します。

Appを選択したら左下にあるインストールを押す

Appを選択したら左下にあるインストールを押す
※引用:BASE U

Appの画面が開くと、左下に「インストール」のボタンが出てくるので押します。
無料で使用でき、手軽に海外対応できるので初心者の方でも安心して運営できるでしょう。

BASEのネットショップに対応させたい言語や外貨を選択し終了

BASEのネットショップに対応させたい言語や外貨を選択し終
※引用:BASE U

対応させたい言語や外貨にチェックを入れ設定は完了です。

後からでも変えることができるので、販売したい国などによって設定をしてみてください。

BASEで海外から注文された際に書類の記入など商品を発送する手順

海外ユーザーから注文を受けた際に、発送する手順を解説します。

初めて海外に商品を届ける方は、こちらを参考に発送してみてください。

BASEの商品が注文されたら海外発送する商品を梱包する

注文が入ったら梱包に入りますが、最初に購入者の国に商品が発送できるか確認をしましょう。

国によっては輸入を禁止しているものが違うので、注文ごとに確認するのが安心です。

発送しても問題ない商品であれば、そのまま注文を受け梱包をします。
税関などで中の商品を確認されてもいいように、頑丈過ぎない程度に封をしてください。

BASEで選択された発送方法に応じてEMSラベルやインボイスに必要事項を記入する

発送方法で記入する送り状などが異なるので、注文ごとにしっかりと確認し間違いがないように注意しましょう。

EMSラベルなどが用意できたら、海外発送に欠かせないインボイスを作成します。

運送会社などでフォーマットをダウンロードしたり、自分で作成します。
初めての方や、集荷が多い方はフォーマットを使用するとスムーズに作業ができるでしょう。

記載する際には、発送する商品とインボイスに記入する内容物に差異がないよう気をつけてください。

BASEで販売した商品を国際郵便で発送する場合には危険物申告書に記入をする

危険物申告書とは、日用品などで危険物として差し止めされやすいものを、同封していないか発送する前に申告する書類です。

国際郵便やEMSで発送する場合、こちらの書類も日本郵便のホームページからダウンロードが可能です。

危険物と判断されると返品や刑事罰の対象となる可能性があるので、海外発送をする際には必ずチェックしましょう。

書類やBASE商品の梱包ができたら郵便局やヤマト運輸などで発送する

発送準備ができたら、運送会社に直接持っていくか自宅まで集荷を頼みましょう。

運送会社によっては発送する個数によって割引などがあるので、発送する前にどんなサービスがあるのか把握しておくとお得に利用できます。

国内発送とは違い必要な書類などがあり、発送準備に少々時間がかかる場合があります。
慣れないうちは大変に感じるかもしれませんが、EMSなどではサービスによって準備が簡単にできるものもあるので、そちらを利用するのもいいでしょう。

海外発送する際にBASEの商品を梱包するポイント

海外発送では、内容物によって税関で梱包したものを確認される可能性もあります。

その際に、梱包の強度がある程度守られるポイントを解説しますので、発送する際には試してみてください。

海外に発送する際にはBASEの商品を透明な袋に入れ水に濡れないようにする

まずは商品が濡れないよう透明な袋に入れます。
中身が取り出しやすい、ジップ付きのものがいいでしょう。

ラッピングなどをしている商品は、そのラッピングごと袋に入れどんな商品が入っているか見やすくしてください。

梱包は頑丈なダンボールを用意し緩衝材を入れて商品の破損を防ぐ

国内よりも長い距離の発送なので、使用するダンボールは頑丈なものを選んでください。

さらに内容物が誤解されないよう、無地のダンボールにします。

果物の名前などが印刷された箱ではインボイスの内容と違うと判断され、開けられてしまう可能性があるので注意しましょう。

頑丈なダンボールが用意できたら、プチプチなど緩衝材を入れ衝撃にも耐えられるようにしておくと安心です。

ダンボールの封は中の商品を税関で確認されてもいいようにテープでとめておく

梱包の際に強度をあげようと頑丈にテープで止めてしまうと、開けられてしまった際に箱が崩れてしまう可能性があります。

そうならないために、ダンボールを止めるテープは両端と真ん中のH字に止めましょう。

税関の方も開けやすいですし、確認後の梱包も簡単なので無理やり開けられずにすみます。

緩衝材などを入れて強度をあげているので、テープを止める際には頑丈にしすぎないようにしましょう。

海外発送が初めてでもBASEの商品をより簡単に届ける方法を紹介

海外発送をするには、書類など様々なことをしなければなりません。

BASEのネットショップを個人で運営している方では作業量が多くなってしまうので、より簡単に海外発送できるよう転送サービスを利用するといいでしょう。

こちらを利用すると販売者は、国内にある転送サービス業者へ発送するだけなので、インボイスを記入するなどの手間が省けます。
さらに海外出荷委託サービスというものもあり、名前の通り出荷業務を委託できます。

BASEでは「NEOlogi」という配送代行サービスとAppで連携できるので、海外発送も安心して行えるでしょう。
送料も安くすることができる場合もあるので、気になる方は自身のネットショップと連携してみてください。

ネットショップを海外発送に対応するためにBASEで設定する際の注意すべき点

BASEのネットショップを海外対応する際の注意点を解説します。
海外ユーザーに販売を考えている方は、把握しておきましょう。

PayPal決済はBASEのアプリで使用できない

海外ユーザーに販売する際に必要なPayPal決済は、BASEのアプリでは使用できません。

海外に住む方が効率よく購入できるよう、PC版のネットショップに誘導したり注意事項などに記載をしておきましょう。

BASEのAppの中にはPayPal決済が併用できないものがある

PayPal決済は、下記のAppが併用できないので注意が必要です。

  • 予約販売
  • デジタルコンテンツ販売
  • 定期便
  • ショップコイン

こちらのAppを利用し商品を販売している方は、どの商品が対応していないか把握し他の決済方法で販売できるようにしておきましょう。

BASEの定期便やかんたん発送・一部のAppは海外発送に対応していない

定期便やかんたん発送は海外発送に対応していないので、海外ユーザー向けに販売をする方は発送方法から除外してください。

またTシャツ作成Appなど、販売者自身が発送業務をしない商品は発送ができない場合があるので、必ず連携している会社に問い合わせをし確認をしましょう。

「英語・外貨対応App」ではBASEの商品名や説明文を英語表記にできない

「英語・外貨対応App」を設定しても、商品名や説明文は英語表記にはできないので注意が必要です。

商品の魅力や詳細などを海外ユーザー向けにするには、自分で英語に翻訳しなければならないので、少し手間がかかってしまいます。

今ではGoogleでも翻訳が可能なので、そういったサービスを利用し商品の魅力が伝わるよう工夫してみてください。

BASEでは海外発送はできる?初心者でも簡単な発送の仕方を解説まとめ

BASEでは海外のユーザー向けに、発送方法や送料などが設定できるようになりました。

ネットショップを英語表記にできるAppもあり、海外に対応したネットショップが運営できるでしょう。

国内での発送よりも海外に商品を届ける場合は、国ごとに輸入が禁止されている商品かを確認する作業や必要な書類の記入など、発送準備に手間と時間がかかります。

初心者では大変な作業でもあるので、不安な方は転送サービスや出荷を業者に委託するのもいいでしょう。

発送作業がない分、ネットショップの運営に力を入れることができるので、自身の作業量などを把握し工夫しながら、海外ユーザーにも購入してもらえるようなショップを作ってみてください。

まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。


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