Written by Marryju Shop

おうち時間で手芸/100均くるみボタンを使った刺繍ブローチ作り

ハンドメイド 手芸・刺繍

こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。

主婦
主婦
おうち時間でブローチを作ってみたいけど、手芸・刺繍が初心者でも作れますか?
はい!今回はこの疑問にお答えしていきますね!!
まりーじゅ
まりーじゅ

気持ちよく晴れた日が続き、ぐんぐん気温も上がってきました。

そろそろ夏も近付き、薄着で過ごす時間が長くなってくるのではないでしょうか。

一枚でさらりとワンピースを着るのも素敵ですが、シンプルなコーディネートに、刺繍ブローチでアクセントをつけてみませんか?

刺繍ブローチは、刺繍やハンドメイドをしたことがない方でも簡単に作ることができます。ここでは、100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)で売られている「制作キット付くるみボタン」を使った、刺繍ブローチの作り方をご紹介します。

同じ商品がなくても、やり方は同じですので、お手元にあるくるみボタンでもぜひオリジナルの刺繍ブローチを作ってみて下さい。

まだminneに登録をしていない方は、30秒でminneに登録ができるのでしておきましょう。


»minneのアカウント開設はこちら

この記事の内容

この記事を書いている私は、ハンドメイドを4年していて、BASE(ベイス)でネットショップの運営やminne(ミンネ)やcreema(クリーマ)などフリマアプリで販売をしています。

また、母が洋裁講師で、子供の頃からハンドメイドに慣れ親しみ、指導を受けながら制作をしています。

ハンドメイドが大好きなので、これから始める方のお力になれると思います。

それでは、早速「くるみボタンで作る刺繍ブローチ」の作り方や刺繍のコツについて詳しく解説していきますので、是非参考にしてみて下さい。

【おうち時間を親子で楽しむ手芸】くるみボタン製作キットで刺繍ブローチを手作りしてみよう!

刺繍ブローチは、色々な形やデザインのものがあります。好きなモチーフを刺繍して、ブローチに仕立てる方法もありますが、今回はくるみボタンを使って簡単にかわいいブローチを手作りしてみましょう。

刺繍の方法も簡単ですし、くるみボタンの製作キットを使えばお子様と一緒に刺繍ブローチを作ることもできます。

【くるみボタン刺繍の魅力】ブローチやヘアゴム&アクセサリーにもアレンジできる

くるみボタンは、用途に合わせて色々なサイズがあります。

今回は刺繍ブローチに仕立てますが、ブローチ以外にも、ヘアゴムやピアス、イヤリング等のアクセサリーにしたり、コート等のボタンをくるみボタンに付け替えて楽しむこともできます。

くるみボタンに色々な刺繍をして、イメージに合わせたハンドメイド小物を作ってみるのも良いですね。

ハンドメイドで刺繍ブローチを作るために必要な材料とその説明

それでは、くるみボタンを使った刺繍ブローチ作りに必要な材料を説明します。

手芸で人気のくるみボタンって何?

そもそも、くるみボタンがわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハンドメイドで刺繍ブローチを作るための必要な材料とその説明
くるみボタンとは、布で覆われた金属や木製のボタンのことで、「包みボタン(つつみぼたん)」や「カバーボタン」とも呼ばれています。

好きな柄の布や、レース・リボンなどで、デコレーションすることが出来るので、今人気のハンドメイドのひとつです。

このくるみボタンを刺繍ブローチとして仕立てるのに必要な材料はこちらです。

・お好みの布
お好みの刺繍をする布
刺繍をするので、無地が良いでしょう。

・刺繍糸
刺繍糸
100均(ダイソー、セリア、キャンドゥ)や手芸店で購入できます。

・安全ピン
安全ピン
くるみボタンのサイズに合わせたものを準備します。

お花の刺繍ブローチ作りに必要な道具や準備するものはどこで購入できる?

今回は、くるみボタンをひまわり刺繍のブローチにしていきます。

ひまわり刺繍ブローチを作るのに必要な道具は、お近くの100均(ダイソー、セリア、キャンドゥ)や手芸店、ネット通販(アマゾン、楽天、ヤフーショッピング)等でもお手軽に揃えることができます。

お花の刺繍ブローチ作りに必要な道具や準備するものはどこで購入できる?
・刺繍枠
くるみボタンが小さいので、直径12cmくらいのものが良いでしょう。

・糸切りバサミ

・刺繍針
フランス刺繍用のもの。クロスステッチ用のものは先が尖っていないので注意。

・布用ハサミ
紙を切るものとは別にしましょう。

・チャコペン、チャコペーパー
刺繍の下絵を描くのに使います。水で消えるタイプがおすすめです。
チャコペン、チャコペーパー

・グルーガン、グルースティック
安全ピンをとめるのに使います。
グルーガン、グルースティック

・アイロン
刺繍を仕上げるのに使います。

くるみボタンにひまわりの刺繍をしてみよう!手芸・刺繍の基本ルール

それでは、まずはひまわり刺繍の方法を説明していきます。

ひまわり刺繍の種をフレンチノットステッチで刺繍する手順や刺し方

①糸の端に結び玉を作り、布の裏側から針を入れます。

②布の表面で針を抜き、針に糸を引っ掛けるように2回巻き付けます。
ひまわり刺繍の種をフレンチノットステッチで刺繍する手順や刺し方
③上へ向けた針先を、糸が出ている際に刺します。
ひまわり刺繍の種をフレンチノットステッチで刺繍する手順や刺し方
④刺した針を垂直に立て、糸をしっかり引きしめてから針を裏側に抜きます。
ひまわり刺繍の種をフレンチノットステッチで刺繍する手順や刺し方

フレンチノットステッチを挿し終わると、こんな感じです。
ひまわり刺繍の種をフレンチノットステッチで刺繍する手順や刺し方

ひまわり刺繍の花びらをレゼーデイジーステッチで刺繍する手順や刺し方

①糸の端に結び玉を作り、布の裏側から針を入れます。

②糸が出ているのと同じ穴に針を入れます。続けて3に針を出し、針に糸をかけます。
ひまわり刺繍の花びらをレゼーデイジーステッチで刺繍する手順や刺し方
③針を抜き、ゆっくり糸を引きしめてループの大きさを決めます。
ひまわり刺繍の花びらをレゼーデイジーステッチで刺繍する手順や刺し方
④ループの際に針を入れて止めます。
ひまわり刺繍の花びらをレゼーデイジーステッチで刺繍する手順や刺し方
レゼーデイジーステッチを刺し終えると、こうなります。
ひまわり刺繍の花びらをレゼーデイジーステッチで刺繍する手順や刺し方

お花の茎や葉っぱ刺繍をアウトラインステッチで刺繍する手順や刺し方

①布の裏側から針を入れ、線の真上に糸を出しておきます。
お花の茎や葉っぱ刺繍をアウトラインステッチで刺繍する手順や刺し方
②1目分進んだ位置に針を入れ、半分戻って針を出します。
お花の茎や葉っぱ刺繍をアウトラインステッチで刺繍する手順や刺し方
③針を入れては半分戻る…を繰り返して刺し進みます。
お花の茎や葉っぱ刺繍をアウトラインステッチで刺繍する手順や刺し方
アウトラインステッチを刺し終わると、こんな感じに。葉っぱなどの面積の広い部分も、アウトラインステッチを並べるように縫うことで、表現することができます。

おうち時間でハンドメイド刺繍をする前の下準備

刺繍の基本ルール(刺し方・縫い方)が分かったら、くるみボタンに刺繍をしていくための下準備を説明していきます。

くるみボタンのサイズに合うデザインを探す

くるみボタンは、色々なサイズがあります。作りたいくるみボタンブローチのサイズにあったデザインを探します。
デザインの大きさが合わない場合は、自分で描いても良いでしょう。

刺繍枠に合うように布をカットする

くるみボタンの大きさに合わせて先に布をカットしてしまうと、小さすぎて刺繍枠が使えない場合が多いです。
そのため、くるみボタンではなく、お手持ちの刺繍枠の大きさに合わせて生地をカットします。
おうち時間でハンドメイド刺繍をする前の下準備
このように、刺繍枠よりも大きめにカットします。

くるみボタンの型紙とボタンのサイズを写す

100均(ダイソー)で購入したくるみボタンの制作キットには、型紙がついてきます。この型紙に沿ってチャコペンで印をつけます。
おうち時間でハンドメイド刺繍をする前の下準備

そのあと、実際に刺繍ブローチになる場所がわかるように、中心にボタンの大きさに印をつけます。
おうち時間でハンドメイド刺繍をする前の下準備

チャコペンは水で消えるので、表に書いても大丈夫です。
おうち時間でハンドメイド刺繍をする前の下準備

刺繍ブローチのサイズに合うように下絵を写す

刺繍ブローチのサイズに合うように下絵を写す
布→チャコペーパー→下絵の順に重ねて、線に沿って下絵をなぞって、生地に写します。ずれないように、まち針やテープで止めると良いでしょう。
刺繍ブローチのサイズに合うように下絵を写す

★チャコペーパーの向きに注意!
インクの面を生地に向けて重ねます。

写しきれていなかったり、分かりづらい部分は、チャコペンで描き足します。
刺繍ブローチのサイズに合うように下絵を写す

きれいな刺繍ブローチを仕上げるためには、下絵がきちんと描けていることがポイントです。自分が作りたいデザインを忠実に写しとるようにしましょう。

手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

それでは、くるみボタンを使ってひまわり刺繍ブローチを作っていきましょう。

写した下絵に沿って刺繍をする

描いた下絵に沿って、5.刺繍の基本ルールを用いて、刺繍をしていきます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

くるみボタンの大きさに合わせてカットする

印をつけておいた型紙の線に沿って、布用ハサミで生地をカットします。
布用ハサミは、他のものを切ってしまうと切れ味が悪くなりますので注意しましょう。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

ひまわり刺繍を仕上げる(下書きを消す・アイロンがけ)

生地をカットしたら、濡れた綿棒を用いて下書きの線を消していきます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
霧吹きなどで水をかけても良いです。

下絵を消したら、アイロンをかけます。
刺繍をふんわり仕上げるために、アイロン台の上にタオルを敷いて、表を下にして裏側からアイロンをかけます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
アイロンを丁寧にかけることで、仕上がりが綺麗になります。

打ち具台に刺繍とパーツAを乗せる

ここからは、100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)で購入したくるみボタン制作キットの説明書に沿って、実際にくるみボタンを作っていきます。

綺麗に仕上げた刺繍を、裏返しにして打ち具台に乗せます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

正しい向きで乗せたら、上からパーツA(くるみボタンの表面になるパーツ)を乗せます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

そのまま押し込みパーツBをのせる

パーツAを押し込みます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
少し力がいりますので、ぐっと押し込みます。

押し込んだら、上にパーツB(くるみボタンの裏側になるパーツ)を乗せます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
この時、金具の向きに注意しましょう。

打ち具でしっかり押し込む

最後に、打ち具で押し込みます。この作業も力がいりますので、ぐっと押し込みましょう。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
押し込んだら、打ち具台から取り外します。

安全ピンをグルーガンでとめる

くるみボタンが完成したら、最後に安全ピンをつけて刺繍ブローチに仕立てます。
金具部分にグルーガンをつけます。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

グルーガンの上から、向きに気をつけて安全ピンを乗せ、更にグルーガンで補強します。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方

ハンドメイド作家の私がおすすめのひまわり刺繍ブローチのきれいな仕上げ方

くるみボタンで作る刺繍ブローチの完成です。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
残っている下書きの線などがないかを確認し、もしあれば濡れた綿棒や霧吹きで線を消します。

夏らしいひまわりの刺繍を施したブローチは、洋服だけでなく、トートバック等のカバンや帽子に付けてもかわいいですね。
手芸初心者でもできる!くるみボタン・ひまわり刺繍ブローチの作り方
今回紹介したデザインを気に入っていただいた方は、当ショップで購入することもできます。
ぜひご覧ください。
>>minneのショップはこちら

【おうち時間で楽しむ手芸】刺繍ブローチでおしゃれなコーディネート/作り方まとめ

最後に、これまでの内容を以下にまとめました。

いかがでしたでしょうか?

刺繍ブローチは、刺繍やハンドメイドをしたことがない方でも100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)で売られている「制作キット付くるみボタン」を使えば、簡単に刺繍ブローチを作ることができます。

同じ商品がなくても、やり方は同じですので、お手元にあるくるみボタンでもぜひオリジナルの刺繍ブローチを作ってみて下さい。

色々なデザインで、自分好みのものを作ることができるので、オリジナルな刺繍ブローチを沢山作って、ぜひお気に入りのコーディネートを見つけてみてはいかがでしょうか。

LINEでは、作品の作り方や販売方法を動画で発信中です↓
友だち追加
*LINE登録特典プレゼント中
・ハンドメイド販売の「顧客対応テンプレート」
・ハンドメイド作品を魅力的に見せる「写真」の撮影機材とテクニック
・お客さまの心を掴む「サンキューレター」の作り方


この続きはcodocで購読