カルトナージュで手作りするおしゃれなフォトフレームの作り方を紹介
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
ハンドメイド作家の間で、植物柄やクラシカルな柄など綺麗な布を使用したカルトナージュが人気です。
市販の紙箱や牛乳パックなど身近な材料で作れることから、様々な作品がネットで紹介されています。
そこでこの記事では、母の日のプレゼントにも最適なフォトフレームの作り方を紹介します。
カルトナージュで必要な材料や道具なども解説しますので、参考に写真立てを作ってみてください。
この記事を読むことで、
- カルトナージュがどんな作品か知ることができます
- 日用品やフォトフレームなどカルトナージュで手作りできる作品を確認できます
- 母の日に喜ばれるカルトナージュのフォトフレームを作れます
この記事の内容
- 綺麗な布を使用し写真立てなどをハンドメイドできる「カルトナージュ」とは?
- カルトナージュで手作りできるものはどんなもの?日用品やプレゼントにおすすめの小物
- カルトナージュに欠かせない写真立て・フォトフレームを作る際に土台となる厚紙の選び方
- カルトナージュで写真立てを製作する際におすすめな4種類の生地や素材を紹介
- カルトナージュ初心者には型紙が大切!写真立てのサイズや必要な材料や用意するもの
- 100均でも揃うカルトナージュで写真立てを手作りする際に必要な道具
- カルトナージュ初心者には型紙が大切!写真立てを作る際の作り方・レシピ
- カルトナージュでおしゃれなインテリアになる写真立てを作る際の注意点
- カルトナージュで手作りするおしゃれなフォトフレームの作り方紹介まとめ
この記事を書いている私は、子供の頃からハンドメイドが大好きで、カルトナージュ講師としてレッスンやワークショップをしたり、作品をネット販売しています。
これまでたくさんの生徒さんにレッスンしてきたので、初めて「フォトフレーム」を手作りしてみたい方の力になれると思います。
綺麗な布を使用し写真立てなどをハンドメイドできる「カルトナージュ」とは?
厚紙や市販の箱などに自分の好きな布を使用するカルトナージュは、フランスが発祥といわれている伝統的な工芸品です。
箱だけでなく、今回紹介する写真立てやティッシュケースなど様々な作品があり、インテリアとしても人気です。
作り方も簡単なので、初心者の方やお子さんと一緒に作品作りを楽しめるでしょう。
カルトナージュで手作りできるものはどんなもの?日用品やプレゼントにおすすめの小物3つを紹介
カルトナージュでは、日用品やプレゼントにおすすめな作品を手作りすることができます。
人気の作品をまとめましたので、作品作りの参考にしてみてください。
母の日のプレゼントに喜ばれるカルトナージュの写真立て
母の日や出産祝いなどにおすすめなのが、カルトナージュの写真立てです。
大切な人との写真を飾れるので、ギフトとして喜ばれるでしょう。
今回はこちらの写真立てのレシピを紹介するので、プレゼント選びに迷っている方は参考に作成してみてください。
カルトナージュでハンドメイドするおしゃれな布を使った小物入れやアクセサリーボックス
アクセサリーや小物などを入れる際におすすめな、カルトナージュのトレイは、リボンやレースなどでアレンジができ可愛い作品が作りやすいです。
他のインテリアと一緒に置いて、お部屋を可愛く飾ることもできるでしょう。
写真の作品のように、布の柄を変えてアレンジしてもおしゃれでおすすめです。
日用品やプレゼントで喜ばれるカルトナージュのティッシュボックス
シンプルになりやすいティッシュボックスも、カルトナージュで手を加えると写真のように華やかな作品になります。
花柄やクラシカルな布を使い、オブジェのように仕上げることができるので、お部屋も明るくなるでしょう。
友人や家族などのプレゼントにも喜ばれるので、身近なものから作成してみてください。
カルトナージュに欠かせない写真立て・フォトフレームを作る際に土台となる厚紙の選び方
カルトナージュは、カルトンと呼ばれる厚紙を使用して作品を作ることが多いです。
カルトナージュ専用の厚紙を揃えてもいいですが、100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも購入できる厚紙を使用してもよいでしょう。
またどのご家庭にもある、牛乳パックを使用してもカルトナージュの作品を作ることができます。
使用目的や作品の大きさなどで、厚紙を選び作成してみてください。
カルトナージュで写真立てを製作する際におすすめな4種類の生地や素材を紹介
綺麗なカルトナージュの作品を作るには、生地選びがとても重要です。
そこで、おすすめの生地4種類をまとめましたので、生地に迷っている方は参考に購入してみましょう。
プレゼント用におしゃれな写真立てをカルトナージュで手作りできる「オックス生地」
「オックス生地」は平織りで作られている生地なので、丈夫で扱いやすいです。
柔らかく価格も手頃なので、生地を貼って楽しむカルトナージュにおすすめです。
柄も豊富なことから、自分好みの可愛い生地を選ぶことができるでしょう。
光沢がありカルトナージュで作る写真立てにおすすめな「モアレ布」
光沢があり、しっかりとした厚みがある「モアレ生地」は、上品な雰囲気のカルトナージュ作品に最適な生地です。
光の加減では、波紋のような模様が浮かび上がるのも特徴で、綺麗な作品に仕上がります。
生地に厚みがあり、上品な作品を作りたい方は、「モアレ生地」を選んでみてください。
カルトナージュでナチュラルな写真立てやインテリアが作れる「リネン」
ナチュラルな印象で、お部屋にも馴染みやすい「リネン」もカルトナージュ作品におすすめな生地です。
生地が少し薄めなので、作成時にはボンドを薄く塗り表に滲まないようにしましょう。
ボンドで貼りやすい生地なので、初心者の方でも簡単にカルトナージュ作品が作れます。
百均でも購入できるカルトナージュの写真立てを装飾する「レース」や「リボン」
生地だけで作成するのもおしゃれですが、「レース」や「リボン」を使用してさらに装飾できるのもカルトナージュの魅力です。
「レース」などは100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも種類豊富に販売されているので、気軽に購入できるでしょう。
作品によってはビーズやタッセルなど合わせても、おしゃれに仕上がります。
カルトナージュ初心者には型紙が大切!写真立てのサイズや必要な材料や用意するもの
プレゼントにも最適な写真立てを手作りする際に、用意するものを紹介します。
サイズは入れたい写真に合わせて、変えてみてください。
・好きな柄の布
カルトナージュに1番重要なメインの布です。
プレゼントをする相手の好みや、自分が好きな柄を選んでみましょう。
・写真立てのフレーム部分になる2mmの厚紙:縦15㎝×横13㎝
フレーム部分の厚紙を用意しました。真ん中をくり抜き、周りの幅を2㎝取りカットしています。
入れる写真のサイズに合わせて、微調整しましょう。
・写真立ての中と背面の厚紙:縦14,8㎝×横12,8㎝
フレームの中と背面に使用する厚紙です。
フレームの大きさを決めたら、2mmほど小さめのものを用意してください。
・スタンド部分の厚紙
写真のようなサイズの、スタンド用厚紙を用意します。折り曲げやすいように、上部は2㎝の位置にカッターで切り込みを入れておきましょう。
・装飾に使用するレース
フレームの周りを装飾するために使用します。レース以外にも、リボンやビーズなどをつけても可愛いのでおすすめです。
100均でも揃うカルトナージュで写真立てを手作りする際に必要な道具や用意するもの
次に、カルトナージュの写真立てで使用する道具をまとめました。
初めて作成する方は、こちらを参考に道具を揃えてみてください。
・カルトナージュグルー
布を貼る際に使用します。
しっかり接着して強度もある、カルトナージュグルーがおすすめです。
・ハケや筆
ボンドを塗る際に使用しますが、定規などでも代用が可能です。大きめの作品を作る際には、ハケを使用すると広範囲に塗れるのでおすすめです。
・ヘラ
厚紙に布を貼るときにヘラを使うと、しっかり密着させることができます。
・目打ち
布や厚紙に穴を開ける時などに使用します。
・カッター
厚紙をカットする際に使用します。フレームの真ん中部分をくり抜くので、カッターがあると便利でしょう。
・カッティングマット
厚紙や布を切ったりする際には、机に傷などがつかないようにカッティングマットを使用すると安心です。
・ハサミ
裁断バサミを使用して、布をカットします。100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)で購入できます。
・定規/L字定規
厚紙や布のサイズを測る際に使用します。
カルトンの直角を確認したりパーツを線引きする時に便利なのがL型の金属定規です。
一般には曲尺(かねじゃく)とか差し金(さしがね)などと呼ばれている大工道具です
・チャコペン
型紙を布に写したり、印をつける際に使用します。
時間が経つと自然に印が消えていく布用マーカーです。
・両面テープ
厚紙に布を貼る際に、使用します。
グルーと両面テープも併用すると、耐久性に強くより長持ちさせることができます。
・水貼りテープ
水貼りテープは、フォトフレームの背面にスタンドをつける際に使用します。
他には、箱を成型する際に、角に貼る際と強度が増して壊れにくくなります。
カルトナージュ初心者には型紙が大切!写真立てを作る際の作り方・レシピ
材料や道具が揃ったら、カルトナージュの写真立てを作成していきます。
工程はシンプルなので、初心者の方も気軽に挑戦できますので、一緒に作成してみましょう。
❶カットした厚紙に合わせて布を切る
フレームの布は縫い代2㎝、中と背面の厚紙用は縫い代1.5㎝にしカットします。
❷背面用の厚紙にボンドを塗る
❸布に貼り付け角を角を切り落とし縫い代部分にもボンドを塗り貼る
❹写真立ての中に設置する厚紙も同様に布を貼り付ける
❺フレームの厚紙にボンドを塗り布に貼る
❻上部の角をカットしボンドを塗って貼る
❼中央部分に切り込みを入れ1,5㎝ほど残して布を切り貼り付ける
中の布を貼る際には、4つ角に切り込みを入れると、綺麗に貼れるのでおすすめです。
❽フレームを中の厚紙と重ねて貼り下の布の角を斜めにカットした後貼り付ける
フレームと中の厚紙を貼る際には、上部から写真を入れるので、上部の1辺はボンドを塗らずに貼り付けましょう。
❾背面の厚紙も貼り装飾用のレースでデコレーションする
❿スタンドの布をカットし縫い代をつけた方に貼り付ける
⓫切り込みを入れた上の辺の角と1番下の角を切り、他は切り込みを入れ縫い代を貼る
⓬もう1枚の布を厚紙を隠すように貼り本体に切り込みを入れた2㎝の部分を貼って完成
スタンドを貼る位置は、フレームのサイズによって異なるので、マスキングテープで仮止めをして位置を決めるとよいでしょう。
クラシカルな印象の、写真立てができました。
今回はレースを使用しましたが、リボンをアクセントにつけても可愛く仕上がります。
カルトナージュでおしゃれなインテリアになる写真立てを作る際の注意点
カルトナージュで柄物の布を使用する際には、歪みに注意しなければなりません。直線的な模様がプリントされているものだと、貼る際に歪みが目立つ場合があるので、初めての方はなるべく避けるとよいでしょう。
また作品に対して柄の大きさが合っていないと、カットした際にどのような柄かわらなくなってしまう場合もあります。小さめの作品であれば、布の柄も小さめや細かいものにするなど、サイズに合わせて布を選んでみてください。
カルトナージュで手作りするおしゃれなフォトフレームの作り方を紹介まとめ
カルトナージュは厚紙や市販の箱に布を貼って装飾する、フランス生まれの伝統工芸です。
レースやリボンなどで可愛く仕上げることもできるので、プレゼントとしても喜ばれる作品でしょう。
身近な牛乳パックなどを使用し、お子さんと一緒にも作れる手軽な作品なので、休日など親子でカルトナージュを楽しんでみてください。