入学入園準備グッズ「女の子用上履き袋・シューズケース」の作り方
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
大切なお子さんの大きな節目となる入園入学シーズンに、手作りの入園入学グッズを子供に持たせたいという想いがきっかけで、ハンドメイドの世界に足を踏み入れる方も多くいます。
こちらでは入園入学グッズに欠かせない上靴入れの作り方をご紹介していますので、是非ハンドメイドを始めるきっかけにされてみてください。
この記事を読むことで、
- 入園入学グッズをハンドメイドする時に準備しておくものが分かります
- お子さんの入園入学シーンを華やかにしてくれるかわいい上靴入れが作れます
- 女の子がときめくようなかわいい上靴入れを作る時のアイデアを知ることができます
それでは、女の子用のレッスンバックの作り方や、ハンドメイドに人気なグッズをご紹介していきます。
この記事の内容
- ハンドメイド初心者の間で人気な子供の入園入学グッズとは具体的にどんなもの?
- これを見れば揃えられる!上履き入れ/シューズケースを作るために必要な道具一覧
- かわいい上履き入れを手作りする時に必要な材料や用意するアイテムを紹介
- 入園入学セットを作るには生地は何メートル必要?
- 上履き入れを手作りする時に最適な生地・素材の選び方を徹底解説
- 手芸初心者でも簡単に手作りできるかわいい上履き入れの作り方
- 上履き入れをおしゃれに持ちたいこ女の子の為のアイデアレシピ
- サイズを工夫すれば長く使える上履き入れ/シューズケースとしての実用例
- 女の子が喜ぶかわいい上履き入れ/シューズケースの作り方まとめ
この記事を書いている私は、子供の頃からハンドメイドをしていて、BASE(ベイス)で自社ネットショップ運営や、minne(ミンネ)やCrema(クリーマ)などハンドメイドマーケットで販売しています。
手作りが大好きなので、初めて「レッスンバック」を手作りしてみたい方の力になれると思います。
それでは、上履き入れの作り方などを解説していきます。
ハンドメイド初心者の間で人気な子供の入園入学グッズとは具体的にどんなもの?
「ハンドメイドは難しそう」と思われれる方でも、実際に入園入学グッズの手作りに挑戦してみると、意外と簡単にできてビックリされる方もたくさんいます。
今回は、直線縫いだけで簡単に出来る入園入学グッズをご紹介していきます。
幼稚園で必要な入園グッズ
幼稚園入園の際は、園によってどこまで園指定のものがあるのかをまず最初に確認することが必要です。
「お手提げ」と呼ばれることの多いレッスンバッグは準備しないといけない場合が多いですが、ここでご紹介する「上靴入れ」は園指定の場合も少なくありません。
小学校で必要な入学グッズ
小学校入学の場合は、入学3点セットと呼ばれるものはほとんどの場合準備する必要があります。
その3点とは、上靴入れ、体操服袋、レッスンバッグです。
この3点をハンドメイドならではの、オリジナル感溢れるかわいいセットにしてあげると子供にとても喜ばれます。
入園入学グッズで手作りに向いているものとは
基本的に布製の物は手作り出来ますが、中でも直線縫いだけで作り上げることが出来る袋ものは手作りに向いています。
先ほどご紹介した3点セットの他に、コップ袋や給食袋、ランチョンマットなどの食事中に使うものや、リコーダーケースなども作れます。
これを見れば揃えられる!上履き入れを手作りするために必要な道具一式
入園入学グッズを作る時はハンドメイドをする時に必要な最低限の道具で作れますので、ハンドメイドをこれから始めようと思っている方はこれを機会に道具を揃えてみてください。
ミシン
ハンドメイドをする時に欠かせないミシンですが、家庭用のシンプルなものが1台あれば入園入学グッズを作る時には充分です。
裁ちばさみ
生地を切る時に使う大きめのはさみです。
素材が何種類かありますが、切れ味とお手入れの事を考えると、初心者の方にはステンレス製がおすすめです。
右利き用と左利き用もあります。
チャコペン
布に線を引いたり、縫い代の印を付ける時に使うペンです。
色々なタイプがありますが、マジックのように使えて、水で印が消えるものが使いやすくて便利です。
生地の色が濃い場合は濃い生地用のチャコペンを購入してみてください。
ものさし・メジャー
布を測る時には大きいものを測ったり、縫い代を測る時には小さい単位で測ったりと様々ですので、数種類用意しておくと便利です。
最近では100円ショップ(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも販売されていますので、お手軽に揃えられます。
まち針
生地を縫い合わせる時にずれないように仮止めしておく為のマチ針です。
慣れないうちは特に狭い間隔でマチ針を打っていた方が仕上がりが綺麗になりますので、多めに用意しておくことをおすすめします
かわいい上履き入れを手作りする時に必要な材料や用意するものをご紹介
こちらでは、上履き入れを作る時に必要な材料を説明していきます。
表布
お子さんと一緒にかわいい生地を選んでください。
生地の種類もたくさんありますが、入園入学グッズではほとんどの生地が使えますので、見た目のかわいさで選んでしまっても大丈夫です。
接着芯
これからハンドメイドを始める方にはあまり馴染みのないものかも知れませんが、接着芯は生地に貼り付ける事によって生地の強度や厚みを増してくれるものです。
貼り方もアイロンで押さえるだけと簡単ですし、かわいい接着芯を使えば裏地としても使えます。
ミシン糸
生地が決まったら、選んだ生地のカラーに合わせてミシン糸を選びましょう。
基本的には布のカラーに近い糸で縫いますが、あえてステッチをかけて目立たせたい時には違うカラーのミシン糸を使うことでかわいさがアップします。
持ち手
持ち手は表布で作ることも出来ますし、市販のカラーテープを使うことも出来ます。
豊富なカラーや、女の子が喜ぶかわいいい装飾がされているものもたくさんありますので、市販の持ち手を付けてあげることもとてもおすすめです。
Dカンやマジックテープ
持ち手の作りによって必要なものが変わってきます。
上履き入れによく使われるのはDカンと呼ばれる、持ち手を通して留めるタイプのものです。
お好みのデザインによってはマジックテープで留めるタイプもあります。
入園入学セットを作るには生地は何メートル必要なの?
布を測り売りで購入する時は布によって元々決まっている布の幅に注意することが必要ですですが、よくある90㎝幅と110㎝幅の布でしたら、1.5mもあれば入園入学グッズを作るには充分です。
余った布でシュシュなどの小物も作ってあげられます。
洗濯頻度も考えて上履き入れを手作りする時に最適な生地・素材の選び方を徹底解説
上靴を入れるものですので毎週のように洗濯しますし、長く使うことを考えるとある程度丈夫で厚みのある生地を選んであげることもポイントになってきます。
ここでは上靴入れに向いている生地をご紹介します。
入園入学グッズでもっとも使われることが多いキルティング生地
表布と裏布の間に綿が挟んであり、それがずれないようにマス目状にミシン掛けされているものです。
とても丈夫なので、レッスンバックなどたくさん荷物を入れるものには特におすすめです。
入園入学グッズの手作り本でよく使われているオックス生地
程よい厚みと柄の豊富さからとても人気で使いやすい生地です。
裏布に適しているシーチング生地
シーチングの名前の由来はシーツからきている事からも分かるように、もとは敷布用の生地になります。
他の生地に比べて薄いので裏布に適しています。
お好みに合わせて生地を組み合わせて作れるのも手作りならではの良さです。
手芸初心者でも簡単に手作りできる子供が喜ぶかわいい上履き入れ/シューズケースの作り方
それでは実際に、上履き入れを作る手順をご紹介していきます。
①布を図のように裁断します。
プリント生地を使う場合は布の向きに注意してください。
②持ち手の布を扉折りにして縫い、持ち手を作ります。
③底の生地で長い辺を1センチ折り短い辺の中心部分に印をつけます。
④本体の中心部分にも印を付け底の生地と重ねて合わせて縫います。
⑤持ち手を仮止めします。
⑥表布と裏布を中表に合わせてミシンをかけます。
⑦2つに折り、袋の口から8センチの返し口を空けて両脇を縫い代1センチで縫います。
⑧表に返してから返し口を縫い合わせます。
⑨アイロンで整えたら端から2,3ミリの場所を一周縫います。
⑩リボンをつける中央に印をし糸で縫い付け完成です。
レッスンバッグと体操服袋もお揃いの生地で作ってあげると、とてもかわいい入園入学3点セットが出来上がります。
上履き入れだっておしゃれに持ちたいこだわり女の子の為のアイデアレシピを公開
上履き入れにも色々なタイプがありますので、見た目と使いやすさを考慮した上でお気に入りの上履き入れを選んで作ってください。
かわいい裏地を使った巾着タイプの上履き入れ
小さいお子さんに向いているのが巾着袋タイプの上履き入れです。
紐を引っ張って入れ口を絞るだけなので、出し入れがしやすく人気ですし見た目もかわいいので女の子には特に喜ばれます。
おしゃれな布で切り替えありの上履き入れ
ある程度大きくなったおしゃれな女の子に人気なのが、切り替えありの上履き入れです。
好きな布を複数枚使えますし、布の配置も自由に選べますのでこだわった上履き入れを作ることができます。
少しの手間を加えるだけで、かわいさもオリジナル感もぐんと増します。
型紙を使って上履き入れをオリジナルの形に作る
もっともっとこだわった上履き入れを作りたい方はご自身で型紙を用意して、好きな形の上履き入れを作ることもできます。
上靴がきちんと入る大きさであれば、ころんとかわいい楕円形の上履き入れも作れます。
サイズを工夫すれば長く使える上履き入れ/シューズケースとしての実用例
上履き入れはサイズを考慮すれば習い事のときなどにも使えますので、用途に合わせたサイズで作ってあげると長く使えます。
中学校では布製の体育館シューズ入れとして使える
中学生になると上履きと別に体育館シューズが必要な場合もあります。
中学生にもなると靴も大きいので、簡単に出し入れが出来る巾着袋タイプの上履き入れを作ってあげると持ち運びにも便利で使い勝手もいいようです。
使いやすい習い事のシューズケースとして使う時は寸法の計算がポイント
習い事によってはバレエシューズやスパイクなどの普段履くことのないような靴が必要な場面も増えてきます。
そんな時こそ、中に入れるものの大きさに合わせて作れる、手作りの上履き入れがとても重宝します。
持ち手の長さを変えて斜め掛けショルダーとしても使える上履き入れ/シューズケース
習い事などで上履き入れをシューズケースとして使う場合には、持ち方によって持ち手を変えてあげることも大切です。
場合によっては幅広の長い持ち手を付けて、斜め掛けショルダーのように持てるととても便利な時もあります。
入園・入学グッズで女の子が喜ぶかわいい上履き入れの作り方まとめ
上履き入れを手作りする時に必要な事柄を全て盛り込んでご紹介してきましたので、これを機にぜひ入園入学グッズの手作りをしてみてください。
作り手の愛情たっぷりのハンドメイド品は作り手も持ち手も自然と笑顔になれる魔法のグッズです。