切り替えリボンの可愛い移動ポケット作りにおすすめの生地やアイデア
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
小学校や幼稚園のお子さんに人気の移動ポケットは、ウエストに直接付けられて便利なグッズです。
ハンカチやティッシュなどの小物を忘れずに持ち運びできます。
今回は、女の子用のフリルやリボンがついた、おしゃれな移動ポケットの作り方を紹介します。
おすすめの生地や洗い方なども解説しますので、デザインを考える参考にしてみてください。
この記事を読むことで、
- 移動ポケットが何歳まで使用できるか確認できます
- お子さんに人気な移動ポケットの選び方やデザインのアイデアを知ることができます
- リボンとフリル付きで女の子用の移動ポケットを作ることができます
それでは、お子さんのハンカチなどを入れられる移動ポケットの作り方や、洗い方などを解説していきます。
この記事の内容
- 保育園や幼稚園児などに人気な「移動ポケット」とは?
- 女の子に人気でおしゃれな移動ポケットは何歳から何歳まで使える?クリップの付け方や代用品も紹介
- 子供も大人も持ち運べる移動ポケットの選び方やデザイン&アイデアとは
- 大人も使えるハンドメイド移動ポケット作りでおすすめの生地3種類
- 女の子用で可愛い花柄の生地を使った移動ポケットを作るにはどんな生地や素材が必要?
- ティッシュケースなしで簡単な女の子用移動ポケット作りに必要な道具や用意するもの
- 女の子に人気なチャック付きの移動ポケットを手作りしよう!裏地や切り替えあり(フリル&リボン付き)移動ポケットの作り方を紹介
- 保育園や幼稚園児用の移動ポケットを長持ちさせるには、正しい洗い方や洗う頻度はどれくらいがいいの?
- 子供から大人まで使える「女の子用移動ポケット」の作り方まとめ
この記事を書いている私は、子供の頃からハンドメイドが大好きで、講師としてレッスンやワークショップをしたり、作品をネット販売しています。
これまでたくさんの生徒さんにレッスンしてきたので、初めて「女の子用移動ポケット」を手作りしてみたい方の力になれると思います。
保育園や幼稚園児などに人気な「移動ポケット」とは?
お子さんに人気の移動ポケットは、ズボンやスカートのウエストに付けられる移動式のポケットです。
ポケットが付いていない洋服でも、ハンカチや除菌シートなどを持ち運べクリップで取り外しができます。
洋服に付けるだけなので、ハンカチなどの忘れ物が減り、公園遊びにもおすすめなグッズでしょう。
女の子に人気でおしゃれな移動ポケットは何歳から何歳まで使える?クリップの付け方や代用品も紹介
移動ポケットは、2歳くらいのお子さんから、小学校高学年のお子さんまで使用しているご家庭が多いです。
中にはショルダータイプの移動ポケットに変えて、中学生まで使用している方もいます。
まだ、ハンカチやティッシュなどをうまく使えない年齢のお子さんが、手を拭く習慣を身につける練習にも使えるでしょう。
ウエストがある洋服であれば、クリップで挟んで付けることができます。
ワンピースなどウエストがない洋服であれば、クリップを外し安全ピンを使うことで取り付けられます。
ショルダータイプなど形も様々なので、お子さんの成長に合わせて移動ポケットを変えてみてください。
子供も大人も持ち運べる移動ポケットの選び方やデザイン&アイデアとは
移動ポケットは作る方によって、様々なデザインがあります。
そこで、使用する場面やお子さんの年齢に合わせて、移動ポケットの選び方やデザインのアイデアをご紹介します。
小さなお子さんにはウエストポーチのように付けられる移動ポケットがおすすめ
保育園や幼稚園児のお子さんには、定番のウエストに付けられる移動ポケットがおすすめです。
カバンにも付けられ両手が塞がらず、小物を落とす心配もありません。
手を洗った後も、ハンカチを取り出しやすいので、小さなお子さんにはウエストに付けるタイプを選んでみてください。
ハンカチやティッシュなど小物を移動ポケットに入れる際は大きめサイズにする
ハンカチの他にも、ティッシュや除菌シート、マスクの予備などを入れる場合は、大きめサイズを選ぶとよいでしょう。
作成する際に縦長のデザインにすると、小物を多めに入れられます。
小学校高学年のお子さんにはショルダータイプの移動ポケットが便利
小学校高学年や中学生のお子さんには、ショルダータイプがとても便利です。
中に必要なものを入れておくことで忘れ物も減りますし、お出かけの際にも使用できるでしょう。
家の鍵や子供用のスマホを入れることもできるので、こちらも作成する際は少し大きめにすると出し入れしやすくなります。
大人も使えるハンドメイド移動ポケット作りでおすすめの生地3種類
大人も携帯やスマホを入れられ、とても便利な移動ポケットにおすすめな生地を3種類ご紹介します。
汚れにくいタイプやおしゃれな柄があったりと、生地にも様々な種類があるので、作成する際の参考にしてみてください。
女の子が好きな可愛い柄があり汚れにくい移動ポケットが作れる「ラミネート生地」
「ラミネート生地」は、綿や麻の生地にラミネート加工がされた生地です。
防水性があり汚れにくく、シワも付きにくいです。
移動ポケットは、外遊びや手を洗った後にハンカチなどを取り出すことが多いので、汚れにくい生地を使用すると洗濯もしやすくなります。
手芸初心者でも裏地ありの移動ポケットが作りやすい生地「オックス・シーチング」
「オックス」や「シーチング」は薄めの生地なので、手芸が初めての方でも使用しやすいです。
今回ご紹介するような花柄やおしゃれな柄が多いので、様々なデザインの移動ポケットを作れるでしょう。
裏地を付けると強度も増すので、生地選びに迷った際には「オックス」や「シーチング」を選んでみてください。
キャラクターや花柄などの柄物が多く女の子用の移動ポケットが手作りしやすい「キルティング生地」
お子さん用のグッズを作る際に使用されることが多い「キルティング生地」は、2枚の生地の間に綿が入ったものです。
手触りがよく丈夫な生地なので、毎日のように使用する移動ポケットにおすすめです。
柄がプリントされている生地が多いのも特徴なので、お子さんが好きなデザインを見つけやすいでしょう。
女の子用で可愛い花柄の生地を使った移動ポケットを作るにはどんな生地や素材が必要?
フリルが可愛い女の子用移動ポケットに使用する、生地や素材をご紹介します。
ひとつひとつ寸法も記載しているので、こちらを元に作成してみてください。
・花柄の生地:縦7㎝×横15㎝
本体の上側用に花柄の生地を2枚用意しました。今回ご紹介するサイズであれば、少ない生地でも作ることができるので、様々な柄で作成してみてください。
・表側になるピンクの生地:縦16㎝×横15㎝
フリルの下に繋げる無地のピンクの生地です。作成するデザインによって、色や柄を選んでみましょう。
・裏地の生地:縦26㎝×横15㎝
裏地の生地は1枚用意します。表地のサイズに合わせて大きさを調節してみてください。今回は無地ですが、柄物にしても可愛く仕上がります。
・フリル用の生地:縦13㎝×横26㎝
ギャザーで縮めるので、表地よりも少し長めにフリルの生地を裁断します。フリルの他に、レースをつけてもおしゃれです。
・ベルト用の生地:縦4㎝×横15㎝
表地や裏地と同じ幅のベルトにします。生地を折って縫い付けるので、少し大きめに用意しましょう。
・ファスナー:12㎝
本体よりも少し短めのファスナーを使用します。100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも様々な長さのファスナーが購入できるので、デザインによって揃えてみてください。
・リボン
ワンポイントになるリボンも使用します。ビーズやレースを付けても可愛く仕上がるので、お子さんと一緒に選んでみてください。
・100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)のクリップ
移動ポケットに欠かせないクリップは、100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも揃えられます。様々なカラーから選べ、強度も十分です。
ティッシュケースなしで簡単な女の子用移動ポケット作りに必要な道具や用意するもの
女の子が好きなピンクの移動袋を作る際に準備したい、道具をまとめてご紹介します。
どれも手軽に揃えることができるので、参考にしてみてください。
・ミシン
電子ミシンやコンピューターミシンなど種類がありますが、それぞれ機能が違います。
糸通しや糸調子など自動でしたい場合はコンピューターミシンがよいでしょう。
価格が手頃で一般的な機能が付いているミシンを探している方は、電子ミシンがバランスが良くおすすめです。
ミシンを選ぶ際は、機能や価格をみて自分にあったものを選んでみてください。
・裁縫針やまち針
返し口や装飾のリボンを付ける際に使用します。
ミシンが初めての方は、まち針で生地をしっかり固定すると縫いやすくなるので、この機会に準備しておきましょう。
・メジャーや定規
生地のサイズや縫い代を測る際に使用します。
あらかじめ、移動ポケットに入れるアイテムの大きさを測っておくと、生地のサイズを決めやすくなります。
・糸切りバサミ
糸を切ったり細かい作業に向いたハサミです。
糸が切りやすいので、1つ準備しておくと入園グッズを作成する際に便利です。
・裁断バサミ
生地を正確に切るためには、生地専用のハサミを使用するのがおすすめです。
生地のサイズがずれずに切ることができるので、糸切りバサミと一緒に揃えてみてください。
・チャコペン
100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも購入でき、生地に印を付ける際に使用します。
様々な種類があるので、描きやすいものを選びましょう。
女の子に人気なチャック付きの移動ポケットを手作りしよう!裏地や切り替えあり(フリル&リボン付き)移動ポケットの作り方を紹介
それでは、女の子用移動ポケットの作り方をご紹介します。
裏地付きでも簡単で可愛く仕上がるので、入園準備で必要な方は一緒に作成してみましょう。
❶生地を用意したら最初にベルトの生地を折り、端から2ミリの場所を縫う
ベルトはまず半分に折り、中心に合わせて上下を2センチずつ内側に折ります。
そちらを、また中心で2つ折りにしてから端から2ミリの場所を縫いましょう。
❷次にフリルの生地を2つに折りミシンで端から5ミリと1センチの場所を縫う
ミシンの糸調子を緩めて縫い、上糸だけを引いてフリルを作ります。均等にギャザーができるよう、調節しながら上糸を引きましょう。
❸フリルが本体と同じ幅になったらアイロンをかけ表側の生地に固定する
固定する際に、生地の両脇から5ミリほどはみ出してまち針でとめます。
❹花柄の生地の表を内側にしてフリルを挟み縫い代1センチでミシンをかける
❺反対側にもフリルを付けアイロンをかけた後、2ミリのところで押さえのステッチをかける
❻端から2センチ開けてベルトを付け両脇から3センチの部分にミシンをかける
❼裏地の生地に端を揃えてファスナーを付ける
反対側も同じように、ファスナーと生地を揃えて固定し端から3ミリの場所をミシンで縫います。
❽表側が内側になるように生地を重ね端から5ミリの場所を縫っていく
❾ファスナーが中央にくるように広げ返し口以外の両脇にミシンをかける
ミシンをかける前に、ファスナーの位置をしっかりと固定してください。
❿返し口を手縫いコの字に縫い、ベルトにクリップ、正面にリボンを付け完成
両脇が縫えたら、表に返し返し口を縫って閉じます。
フリルが可愛い移動ポケットが完成しました。
ファスナー付きなので、外遊びをしても中のものが落ちにくいです。
他にも、ボタンやマジックテープを使用してもおしゃれに仕上がります。
保育園や幼稚園児用の移動ポケットを長持ちさせるには、正しい洗い方や洗う頻度はどれくらいがいいの?
小さなお子さんも使う事が多い移動ポケットは、手洗いをすると汚れが取りやすいです。
洗濯ネットを使用して洗濯機で洗うこともできますが、泥汚れや食べ物のシミなどが付くこともあるので、手洗いがおすすめです。
汚れやすいアイテムでもあるので、2,3日に1回のペースで洗うと衛生面も安心できるでしょう。
子供から大人まで使える「女の子用移動ポケット」の作り方まとめ
幼稚園園児などのお子さんに人気な移動ポケットは、クリップでウエストに取り付けられる移動式の便利なポケットです。
クリップタイプの他に、安全ピンやショルダータイプなど様々な形があります。
ハンカチやティッシュなどを入れやすく身軽に持ち運べるので、バックを持たないお子さんに便利でしょう。
裏地や切り替えがあっても、簡単にハンドメイドできるので、好きな生地を用意し可愛いデザインで作成してみてください。