カルトナージュで人気なウェットティッシュケースの作り方を紹介
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
カルトナージュは好きな布で簡単に作ることができ、ウェットティッシュケースなどシンプルになりがちな小物も、自分好みの雑貨へアレンジできます。
こちらでは、カルトナージュで横置きのウェットティッシュケースを作るレシピを紹介します。
用意する道具や作る際のコツなども解説しますので、参考にカルトナージュを楽しんでみてください。
この記事を読むことで、
- フランスの伝統工芸・カルトナージュの技術やどんな作品が作れるのか知ることができます
- カルトナージュでウェットティッシュケースを作る際の材料や用意するものを確認できます
- 自分好みの布でカルトナージュのウェットティッシュケースを作ることができます
それでは、カルトナージュで作る華やかなウェットティッシュケースのレシピについて解説していきます。
この記事の内容
- 初心者でも簡単にハンドメイドできるカルトナージュとは?起源や由来を紹介
- カルトナージュでウェットティッシュケースを手作りする際におすすめな材料や布の種類はどんなもの?
- カルトナージュでウェットティッシュケースを手作りする際の3つのコツを紹介
- カルトナージュで日用品がおしゃれになる!ウェットティッシュケースで使う厚紙や布などの材料やサイズを紹介
- カルトナージュでオブジェのようなウェットティッシュケースを作る際に準備する道具や用意するもの
- 100均でも揃うカルトナージュで写真立てを手作りする際に必要な道具
- 初心者でも簡単なカルトナージュのウェットティッシュケース手作りレシピ/a>
- カルトナージュで人気なウェットティッシュケースの作り方を紹介まとめ
この記事を書いている私は、子供の頃からハンドメイドが大好きで、カルトナージュ講師としてレッスンやワークショップをしたり、作品をネット販売しています。
これまでたくさんの生徒さんにレッスンしてきたので、初めて「カルトナージュのウェットティッシュケース」を手作りしてみたい方の力になれると思います。
初心者でも簡単にハンドメイドできるカルトナージュとは?起源や由来を紹介
ヨーロッパで伝統の工芸品として知られているカルトナージュは、18世紀に誕生しフランス語で「厚紙細工」という意味の言葉です。
名前の通り、厚紙を使用し箱や小物入れなどを作ります。
始まりは、茶葉を入れる箱に綺麗な布を貼りだしたのが起源といわれています。
そのため、今でもカルトナージュのことを「お茶箱」と呼ぶこともあります。
また蚕を入れるために作られた箱が起源といわれることもあり、どちらもフランスで作られ始めた箱が始まりとされてきました。
諸説ありますが、このように繊細なお茶などの品質を保つために作られたのが、今では身近な雑貨や家具まで作られるようになっています。
カルトナージュでウェットティッシュケースを手作りする際におすすめな材料や布の種類はどんなもの?
今回紹介する、ウェットティッシュケース作りにおすすめな材料をまとめました。
カルトナージュで可愛いウェットティッシュケースを作りたい方は、材料の参考にしてみてください。
ウェットティッシュケースの横置きタイプはカルトナージュで人気の作品
除菌シートなども入れられる、ウェットティッシュケースの横置きタイプは、カルトナージュでも人気の作品です。
様々なアイディアが紹介されていますし、初めての方でも布が貼りやすく綺麗に仕上げることができるでしょう。
縦置きタイプもありますが、安定して布やレースなどを貼れる横置きタイプがおすすめです。
カルトナージュで作るウェットティッシュケースの装飾にセリアなど100均で購入できるブレードやタッセルがおすすめ
布のつなぎ目や装飾に、100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも購入できるブレードやタッセルを使用すると、より華やかにアレンジできるでしょう。
ブレードの他に、レースやリボン、ビーズなどを縫い付けてもおしゃれです。
布を選ぶ際に、一緒に装飾用の小物を選んでみてください。
カルトナージュ初心者でも簡単にウェットティッシュケースを装飾できるオックス生地
オックス生地は丈夫なので、カルトナージュ作品に使用しても破けることなく綺麗に仕上がります。
初心者の方でも扱いやすい厚さなうえ、柄も豊富なので自分好みの生地を見つけやすいでしょう。
ボンドとの相性も良く、貼り付けやすいのも特徴です。
生地選びに迷った際には、「オックス生地」を探してみてください。
カルトナージュでウェットティッシュケースを手作りする際に綺麗に仕上がる3つのコツ
それでは、初心者の方でも作りやすいようにウェットティッシュケースを作る際のコツを紹介します。
他のカルトナージュ作品でも応用できるので、製作する際に試してみてくださいね。
カルトナージュでウェットティッシュケースを綺麗に作るにはボンドを箱に均等に塗ると布が伸びないのでおすすめ
カルトナージュでは、ボンドをウェットティッシュケースに塗って布を貼りますが、塗る際には均等になるよう心がけましょう。
ムラがあると、一部だけ布が伸びてしまったり、布の表面から滲んでしまう場合があります。
また薄い布を貼る場合も、ボンドの量に気をつけなければなりません。あらかじめボンドを水で薄めるなどし、滲まないよう工夫しましょう。
カルトナージュで箱を作るときは、角の内側に水張りテープを貼ると強度が増す
厚紙などで箱を作る際には、強度が出るように内側の角に水貼りテープを貼りましょう。
そうすることで、小物などを入れても崩れなくなり安心して使用できます。
水貼りテープは、100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)などで手軽に購入できるので、箱を作る場合は用意してみてください。
土台になるウェットティッシュケースに布を貼ってからカットする
ウェットティッシュケースをカルトナージュで作る際に、角は土台のケースに布をしっかりと貼り付けてからカットします。
またカットせずに、織り込んで完成させるやり方もあるので、作成しやすい方法で貼り付けましょう。
カットした後のつなぎ目や折り込んだ部分は、ブレードなどをつけると目立たなく綺麗になるので、試してみてください。
カルトナージュで日用品がおしゃれになる!ウェットティッシュケースで使う厚紙や布などの材料やサイズを紹介
次にアルコールの除菌シートやウェットティッシュを入れられるケースを作る際に、用意する材料や布のサイズを紹介します。
土台のケースに合わせてサイズを調節し、用意しましょう。
・ウェットティッシュケース
今回は横型で、丸いフォルムが可愛いシルコットのケースを用意しました。他にも100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)などで購入できるので、好みのケースを揃えてみてください。
・好きな柄の布:縦22㎝×横24.5㎝
今回は、シルコットウェットティッシュケースに合わせたサイズの布を用意しました。ケースよりも少し大きめにすると、後から調節も可能です。
・レース
ウェットティッシュケースを装飾する、レースも用意しました。布の他にレースやブレードがあると、より可愛いカルトナージュ作品になります。
・リボン
蓋につけるリボンです。布だけでも可愛いですが、リボンをつけるとより華やかになるのでおすすめです。
カルトナージュでオブジェのようなウェットティッシュケースを作る際に準備する道具や用意するもの
カルトナージュで使用する道具や、用意するものをまとめました。以下の道具があると、他の作品でも使用できるのでこの機会に揃えてみてください。
・カルトナージュグルー
布を貼る際に使用します。
しっかり接着して強度もある、カルトナージュグルーがおすすめです。
・ハケや筆
ボンドを塗る際に使用しますが、定規などでも代用が可能です。大きめの作品を作る際には、ハケを使用すると広範囲に塗れるのでおすすめです。
・ヘラ
厚紙に布を貼るときにヘラを使うと、しっかり密着させることができます。
・目打ち
布や厚紙に穴を開ける時などに使用します。
・カッター
厚紙をカットする際に使用します。フレームの真ん中部分をくり抜くので、カッターがあると便利でしょう。
・カッティングマット
厚紙や布を切ったりする際には、机に傷などがつかないようにカッティングマットを使用すると安心です。
・ハサミ
裁断バサミを使用して、布をカットします。100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)で購入できます。
・定規/L字定規
厚紙や布のサイズを測る際に使用します。
カルトンの直角を確認したりパーツを線引きする時に便利なのがL型の金属定規です。
一般には曲尺(かねじゃく)とか差し金(さしがね)などと呼ばれている大工道具です
・チャコペン
型紙を布に写したり、印をつける際に使用します。
時間が経つと自然に印が消えていく布用マーカーです。
・両面テープ
厚紙に布を貼る際に、使用します。
グルーと両面テープも併用すると、耐久性に強くより長持ちさせることができます。
・水貼りテープ
水貼りテープは、フォトフレームの背面にスタンドをつける際に使用します。
他には、箱を成型する際に、角に貼る際と強度が増して壊れにくくなります。
初心者でも簡単なカルトナージュのウェットティッシュケース手作りレシピ
材料や道具を揃えたら、アルコール除菌シートも入れられるウェットティッシュケースを作成します。
作る工程は簡単なので、一緒に作成してみてください。
❶型紙用のトレーシングペーパーや紙をウェットティッシュケースにかぶせ蓋部分に印をつける
❷印通りにカットし用意した布に重ねてペンで印をつけ切る
❸蓋部分の布を実際の大きさよりも2㎜〜3㎜ほど小さく切る
❹本体の蓋にボンドを塗り布を貼る
❺周りにブレードを貼り付け本体の上部にボンドを塗る
❻布を被せて底から3㎜ほど短くカットする
❼側面にもボンドを塗り布にシワが寄らないよう貼る
❽角もぴったりと貼り付け余分な布をカットする
❾つなぎ目を隠すようにレースを貼り付けて蓋にリボンをつけて完成
クラシカルで可愛いウェットティッシュケースが完成しました。除菌シートも入れられるので、玄関やお部屋など様々な場所に置いて楽しめます。
カルトナージュで人気なウェットティッシュケースの作り方を紹介まとめ
カルトナージュは茶葉を入れる箱や蚕の繭を保管する箱が起源とされていて、昔から女性に人気の工芸品でした。
今では身近な材料を使用し、お子さんやハンドメイド作家さんが様々なアレンジをしています。
生活の必需品となった、除菌シートも入れられるウェットティッシュケースは、レースやリボンなどを使用してオブジェのように仕上げられます。
初心者の方でも、簡単に作成することができるのでおうち時間で楽しんでみてください。