BASEとminneの販売手数料や特徴・サービスの違いを比較
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
BASEもminneも出品を始める際に初期費用は一切かからず、ハンドメイド作品などオリジナルの商品を販売できますが、手数料や特徴に違いがあります。
これから販売を始めたい方は、どのような違いがありどちらが販売に適しているのか判断しづらいでしょう。
本記事では、手数料やそれぞれの特徴などからBASEとminneを比較し、プラットホームの選び方などを解説します。
販売を始めたくても、どこで販売するのがベストなのか悩んでいる方は、是非最後まで読み進めてみてください。
この記事の内容
- ハンドメイド作品を販売する際におすすめのアプリ・BASEやminneはどんなサービス?
- BASEとminne販売でかかる初期費用や販売手数料を徹底比較
- 自分でネットショップを運営できるBASEの5つのメリットとは
- 販売できる商品が豊富なBASEを利用するうえでのデメリットを知っておこう
- 利用者数が多くハンドメイド作品の販売がしやすいminneのメリットとは
- ネット販売が初めてでも利用しやすいminneのデメリットを知っておこう
- ネットショップBASEやminneアプリを利用するのに適しているのはどんな人?
- ハンドメイド作品やオリジナル商品を販売するにはどのプラットホームを選べはいいの?
- BASEとminneの販売手数料や特徴・サービスの違いを比較まとめ
この記事を書いている私は、ハンドメイドを4年していて、BASE(ベイス)でネットショップの運営やminne(ミンネ)、Crema(クリーマ)などフリマアプリで販売しています。
お客様に選ばれるショップ作りを目指して運営しているので、これから始める方のお力になれると思います。
それでは、BASE(ベイス)とminne(ミンネ)の手数料やサービスの違いを詳しく解説します。
ハンドメイド作品を販売する際におすすめのアプリ・BASEやminneはどんなサービス?
これから、ハンドメイドの販売を始める方は、BASEやminneについて詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
まずは、ハンドメイド作家に人気のアプリ、BASEとminneのサービスや特徴について解説します。
販売を考えている方は、確認しておいてください。
minneは自分で作成した手作り作品のみを販売できるハンドメイドマーケット
ハンドメイドアプリの中で1番ユーザーが多く、出品されている作品数も多いのがminneです。
販売できる作品はハンドメイドのみになりますが、マスクやベビー服、アクセサリー、食品など幅広いジャンルの作品を販売できるのが魅力です。
利用しているユーザーが多い分、集客力が高く、初めての販売でも売れやすいでしょう。
初期費用は無料なので、作品があれば今すぐにでも出品し販売することができます。
自分のネットショップが無料で作成できるBASEはブランド化しやすい
好きなデザインでネットショップを作成できるBASEは、他のショップと差別化できブランド化しやすい魅力があります。
ハンドメイド作品を差別化できることによって、価値が高まり、しっかりと利益が出せるようになるでしょう。
国内だけでなく、海外のバイヤーなどもチェックしていることがあるので、minneよりビジネスチャンスも掴める機会が多いです。
BASEとminne販売でかかる初期費用や販売手数料を徹底比較
販売手数料など、BASEとminneでは異なる部分があるので、以下の表にまとめました。
比較の参考にしてみてください。
どちらも初期費用は無料ですが、ハンドメイド作品や商品が売れた際に販売手数料がかかります。
さらに、minneの振込手数料は一律ですが、BASEは2万円未満の振込には750円と高めの手数料になります。
販売する商品によっては利益を出しにくくなってしまうので、注意が必要です。
自分でネットショップを運営できるBASEの5つのメリットとは
こちらでは、BASEを利用するうえでのメリットをご紹介します。
それぞれプラットホームのメリットなどを確認し、自分に合った販売先を選びましょう。
BASEは個人で運営するネットショップが持てる
ハンドメイドアプリminneで販売すると、他の作品に埋もれてしまう可能性がありますが、競合がいないBSAEで自作のネットショップを開設すると、埋もれることもなく販売することができます。
集客などをしっかりとできれば利益につながりやすく、自分でビジネスを広げることも可能です。
minneとは違い独自のショップを運営するので、自由な販売ができるでしょう。
BASEはショップのカスタマイズが自由にでき商品やブランドイメージを伝えやすい
BASEは、ショップのデザインをカスタマイズできるので、作品に合わせて雰囲気を変えることができます。
無料や有料でも5,000円〜1万円程で様々なテンプレートがあるので、難しいカスタマイズをしなくてもおしゃれなショップを作ることができるでしょう。
ショップの印象でブランドのコンセプトやイメージを伝えやすくなり、共感してくれたお客様がリピーターになる可能性もあります。
ネットショップを立ち上げた際にはショップのデザインにこだわり、他のサイトと差別化を図りましょう。
食品やアパレルなどBASEは販売できる商品が豊富
ハンドメイド作品に限らず、雑貨や洋服、食品、家具など様々な商品を販売することができます。
自分で気に入った商品を仕入れ販売することも可能なので、セレクトショップのようにも運営できるでしょう。
食品を取り扱う際には販売許可が必要になるので、手作りお菓子やケーキなどを販売したい方は、事前に申請をするようにしましょう。
BASEは「振込申請」がいつでもできるので自分のタイミングで入金でキャッシュフローが良い
BASEは売上金があればいつでも振込申請ができ、入金されるタイミングも10営業日とかなり早いため、キャッシュフローがよく販売することができるので、資金力がなくても販売しやすいプラットホームです。
さらに、「お急ぎ振込」というオプションを使用すると、早い時は翌日に振り込まれるので、仕入れなどで必要な際にすぐお金を回すことができます。
BASEは販売する際の機能が充実している
BASEは、抽選で販売できる機能や、オリジナルマグカップやTシャツなどをデザインをするだけで、無在庫販売ができる機能など、在庫を持たなくてもショップ運営ができる機能やアプリが多数あります。
これは「BASE App(アプリ)」という拡張機能で、他にもショップ運営に便利な機能が揃っています。
BASEはこのように初めてネットショップを立ち上げる初心者の方でも簡単に作成でき、自分の理想のショップを持つことが可能です。
販売できる商品が豊富なBASEを利用するうえでのデメリットを知っておこう
これまでBASEのショップ運営をするうえでメリットを紹介してきました。
自分に合ったプラットホームなのかを知ることができるので、デメリットも知っておきましょう。
以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
ハンドメイド販売の初心者にはBASEネットショップへの集客が難しい
いくらデザインなどにこだわってネットショップを開設しても、それだけでは集客がありません。
自身のSNSやブログなどで認知度を広げなければいけないので、販売を初めてする方には少々ハードルが高いです。
マーケティングの知識があり、ある程度販売に慣れていないと運営が難しいでしょう。
初心者の方は、まず、minneなど集客力があるハンドメイドマーケットで集客や販売に慣れてからの方がおすすめです。
単価が低い商品を販売する際にBASEは振込手数料が高くなる
BASEでは、振込のタイミングを自由に選べますが、2万円未満の売上では手数料が750円かかってしまいます。
ハンドメイド作品でも単価が低いものを販売する際には、なかなか2万円以上の売上を出すのは難しい場合もあるので、手数料がとても高く感じるでしょう。
BASEでショップを運営する際には本名や住所など個人情報を「特定商取引法に基づく表記」として公開する必要がある
BASEでネットショップを運営する際には、トラブル防止などの為に「特定商取引法に基づく表記」の公開をしなければなりません。
こちらには、本名や住所などを記載しなければならないので、個人情報を出すことに抵抗がある方は、レンタルオフィスなどを契約して、オフィスの住所を登録することも検討すると良いでしょう。
利用者数が多くハンドメイド作品の販売がしやすいminneのメリットとは
続いて、OLや主婦層に人気でハンドメイド作品が豊富に販売されいるminneを利用する際のメリットについて解説します。
ハンドメイドが好きで、作家として販売も始めてみたい方は、確認してみてください。
minneを利用しているユーザーが多いので集客力が高く販売につながりやすい
雑誌やCMなどでもminneは紹介される頻度が多く、知っている方も大勢います。
初心者でファンがまだいない方でも、販売につながりやすいでしょう。
作品を出品するだけでも見てくれる機会が多く、販売を続けていくと人気作家まで成長できる可能性も高いです。
ハンドメイド作品の出品がminneは初心者でも簡単
minneは、写真の登録や作品説明など機能が簡単でシンプルなので、経験が無くてもすぐに出品でき販売が可能です。
BASEのようにショップのカスタマイズがいらないので、その分作品作りに時間をかけられますし、難しい販売戦略などもいりません。
販売の流れなどを学ぶには、とてもいいプラットホームでしょう。
作家名などがあれば個人情報を公開しなくてもminneは利用できる
BASEのようにネット上に個人情報を公開する必要がないので、minneは個人でも安心して作品を販売できます。
しかし、フリマアプリのように匿名配送はできないので、購入された際に販売者の住所や氏名が相手に開示されるのを覚えておきましょう。
minneはイベントを多く開催するので他の作家とつながりやすい
minneでは、大規模なハンドメイドイベントが開催されているので、出展者同士でつながることができます。
作家ならではの悩みや作品の相談などをすることができるので、作家仲間が欲しい方はminneがおすすめです。
初心者でも比較的販売がしやすく、minneは出品などの手間があまりかかりません。作品作りに集中したい方や、販売のノウハウを覚えたい方はminneを利用してみましょう。
ネット販売が初めてでも利用しやすいminneのデメリットを知っておこう
ハンドメイド作品の販売に特化したminneにも、いくつかデメリットが存在するので確認しておきましょう。
デメリットを知ることで、どういったことに気をつけるといいのかなど、対策もできるので参考にしてみてください。
出品数が多いのでminneは自分の作品が埋もれてしまう場合がある
作品数が他のハンドメイドアプリなどより圧倒的に多いので、出品をしても人気作品などに埋もれてしまう可能性があります。
競合も多いので購入前に作品を比較されやすく、売上に影響することもあるでしょう。
販売を考えている方は、他の作家との差別化や作品を見せる工夫が必要です。
minneは売上が振り込まれるのが遅い
売上金が振り込まれるのが月末締めで翌月末となるので、2ヶ月ほど待たなくてなならない場合があり、BASEより圧倒的に遅いです。
さらに、売上金が販売手数料を引いて1,000円以上にならないと翌月に繰り越されてしまいます。
すぐに売上金を入金したい方や金額に縛られず振り込みたい方は、minneを利用する際は注意しましょう。
minneは作品が売れた際にかかる手数料が高い
出品したり登録する際には費用がかかりませんが、minneは販売手数料が10.56%と少し高めです。
お客様が購入する作品の単価が高ければ、BASEの方が負担が少なく利用できます。
販売する作品の値段によって手数料は変わってくるので、利益を考えるのではればしっかりと計算しminneを利用するかどうかを決めてください。
ネットショップBASEやminneアプリを利用するのに適しているのはどんな人?
それぞれ特徴があるBASEとminneですが、利用するにあたって向いている方をまとめました。
ハンドメイド作品を販売したいと思っている方は、自分がどちらに当てはまるか参考にしてみてください。
BASEでネットショップ運営に適している方の特徴
独自のショップを作成し運営できるBASEに適している方は、以下の特徴があります。
- ハンドメイド作品などの販売経験がある方
- 商品の集客や販売などマーケティングの知識がある方
- 単価が高い商品の販売をしたい方
ネットショップでの売上をアップさせるために、自らSNSなどを使用し集客する必要があります。
BASEを利用するのであれば、販売経験やある程度集客についての知識がある方が向いているでしょう。
出品や作家登録が簡単なminne販売に適している方の特徴
個人でハンドメイド作品の販売に挑戦できるminneに向いている方は、以下の特徴がある方です。
- 初めてハンドメイド作品の販売をしたい方
- イベントの出店や作家とのつながりが欲しい方
作品を販売する流れやお客様とのやりとりなどのノウハウを、minneでは学びながら利用できるので、初心者の方にとてもおすすめです。
さらに、初心者向けに情報を発信しているので、そちらで出品に関することや作品作りなども学ぶことができるでしょう。
イベントなども積極的に開催しているので、対面販売に興味がある方や作家仲間と出会いたい方は、minneを利用してみてください。
ハンドメイド作品やオリジナル商品を販売するにはどのプラットホームを選べはいいの?
これまで、BASEとminneの特徴などを比較しましたが、そもそもプラットホームをどのように選ぶのがいいのか迷う方も多いでしょう。
そこで、以下にプラットホームの選び方についてまとめました。
販売をする前に、是非こちらをチェックし自分に合った販売先を選択してください。
minneやBASEなどサイトを利用しているユーザー層や利用者数で選ぶ
販売したいアプリなどを選んだら、ユーザー層や利用者数がどのくらいなのかをリサーチしましょう。
以下の表では、参考にminneとBASEの利用者数やアプリのダウンロード数などをまとめました。
上記の表を見ると、圧倒的にminneの利用者数が多いことがわかります。
アプリのダウンロード数が2018年の時点で1,000万を突破していたので、今ではもっと利用している方が増えているでしょう。
minneは20代、30代くらいの女性が多く利用していて、販売している作品も女性向けのものが多いです。
もし、男性用の作品を出品しようと思っているのであれば、利用者の9割が女性のminneでは売上を上げるのは難しいでしょう。
このように、誰に向けての作品や商品なのか、利用者数が多く集客が見込めるのかを考えて、販売先を選択するのが大切です。
minneやBASEで販売したい商品の手数料が安いサイトを選ぶ
手数料など必要な経費は、積み重なると負担になることが多いので、なるべく安いプラットフォームを選ぶのがいいでしょう。
単価が低い商品を販売する場合も、振込手数料などが高ければ利益が出ずらいので注意が必要です。
自分の作品単価に合い、負担が少ない場所での販売が長く続けられるので、販売前にはどこで作品を出品するか候補を決めて、手数料などを比較してみてください。
上記でも解説しましたが、今回比較しているminneとBASEの手数料を再度確認してみましょう。
BASEで販売を考えている方は、なるべく単価が高い商品にすると振込手数料が負担にならず販売を続けられます。
ハンドメイド作品の集客力や販売促進につながるプラットホームを選ぶ
せっかく作品を販売していても集客ができなければ購入してもらえないので、販売促進につながるプラットホームを選びましょう。
minneであれば、まだファンや顧客がいない初心者の方でも集客できますし、固定客などがいる方はより利益になるようBASEを選ぶなど、その方にあった販売方法で選択すると安心です。
また、集客で1番効果があるのがクーポンの発行ですが、minneでは作家が自ら配布することができません。
minneから配布されるクーポンを利用する形になりますが、競争率が高く販売を逃すこともあるでしょう。
それに対しBASEでは拡張機能にクーポンが発行できるものがあるので、作品や一押しの商品を販売したいときなど自由に配布でき、販売促進効果が期待できます。
このように、自分がどのような方に販売したいのか販売促進できる機能があるのかなどをリサーチしながら、プラットホームを選択してみてください。
BASEとminneの販売手数料や特徴・サービスの違いを比較まとめ
最後に、これまでの内容を以下にまとめました。
- ハンドメイド作品を販売する際におすすめのアプリ・BASEやminneはどんなサービス?
- BASEとminne販売でかかる初期費用や販売手数料を徹底比較
- 自分でネットショップを運営できるBASEの5つのメリットとは
- 販売できる商品が豊富なBASEを利用するうえでのデメリットを知っておこう
- 利用者数が多くハンドメイド作品の販売がしやすいminneのメリットとは
- ネット販売が初めてでも利用しやすいminneのデメリットを知っておこう
- ネットショップBASEやminneアプリを利用するのに適しているのはどんな人?
- ハンドメイド作品やオリジナル商品を販売するにはどのプラットホームを選べはいいの?
いかがでしたでしょうか。
BASEやminneにはそれぞれ特徴があり、手数料なども異なります。
販売経験が無く集客が難しそうであればminneを、webの知識がある程度あり顧客がいる方はBASEを利用するなど、集客や販売促進できるプラットフォームを選び無理なく販売を続けられるようにしましょう。
まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。
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まだminneに登録をしていない方は、30秒でminneに登録ができるのでしておきましょう。
»minneのアカウント開設はこちら