ハンドメイド作家に人気のおしゃれなカルトナージュお道具箱の作り方
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
こちらではハンドメイド作家さん必須のお道具箱を、カルトナージュでおしゃれにリメイクする方法を紹介します。
今回は、100円ショップの箱を使うので、カルトナージュ初心者の方でも簡単に作れますよ。
この記事を読むことで、
- カルトナージュで作れるお道具箱の種類や材料が分かります
- ハンドメイド作家さん必須のお道具箱がおしゃれに作れます
- カルトナージュで色々な箱を自分好みにアレンジすることができます
それでは、カルトナージュで作るおしゃれなお道具箱の作り方について解説していきます。
この記事の内容
- カルトナージュ初心者向け!100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の箱をおしゃれにリメイクするには
- カルトナージュに必要な基本的な道具や用意するもの
- ハンドメイド作家さんにおすすめなカルトナージュのお道具箱とはどんなもの?
- 蓋付きお道具箱をカルトナージュする時に必要な生地の選び方や材料一式
- カルトナージュでおしゃれな蓋付きお道具箱を手作りしよう!型紙や作り方の手順を動画付きで紹介
- カルトナージュで作るおしゃれなお道具箱の紹介まとめ
この記事を書いている私は、子供の頃からハンドメイドが大好きで、カルトナージュ講師としてレッスンやワークショップをしたり、作品をネット販売しています。
これまでたくさんの生徒さんにレッスンしてきたので、初めて「カルトナージュのマスクボックス」を手作りしてみたい方の力になれると思います。
ハンドメイド作家さんにおすすめなカルトナージュのお道具箱や収納ボックスとはどんなもの?
ハンドメイド作家にとって、道具は作品作りに欠かせないものです。
日常的にたくさんの作品作りをするからこそ、お気に入りのアイテムや収納方法で、創意工夫されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
カルトナージュのお道具箱は、道具のサイズや量に合わせて箱を成形したり、アトリエの雰囲気に合わせて好きな布を選べるので、自分好みのオリジナルを作ることができます。
レッスンやワークショップを開催する時に持ち歩く方も多いので、機能面とともに見るだけで楽しくなるようなお気に入りのお道具箱は、講師の方にもとても人気です。
カルトナージュ初心者向け!100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の箱をDIYでおしゃれにリメイクするには
本来カルトナージュとはカルトンやケント紙を使って箱から形成するものですが、初心者の方やお手軽にカルトナージュを始めたい方には、既存の箱に布を貼ってリメイクする方法がおすすめです。
100円ショップでは様々なサイズの箱が販売されていますので、お好みのサイズの箱を購入して好きな生地を貼るだけでおしゃれなお道具箱を使えるようになりますし、厚紙などで仕切りを付けて使いやすいようにアレンジすることもできます。
カルトナージュでハンドメイド作品を手作りするのにおすすめの道具や用意するもの
・カルトナージュグルー
布を貼る際に使用します。
しっかり接着して強度もある、カルトナージュグルーがおすすめです。
・ハケや筆
ボンドを塗る際に使用しますが、定規などでも代用が可能です。大きめの作品を作る際には、ハケを使用すると広範囲に塗れるのでおすすめです。
・ヘラ
厚紙に布を貼るときにヘラを使うと、しっかり密着させることができます。
・目打ち
布や厚紙に穴を開ける時などに使用します。
・カッター
厚紙をカットする際に使用します。フレームの真ん中部分をくり抜くので、カッターがあると便利でしょう。
・カッティングマット
厚紙や布を切ったりする際には、机に傷などがつかないようにカッティングマットを使用すると安心です。
・ハサミ
裁断バサミを使用して、布をカットします。100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)で購入できます。
・定規/L字定規
厚紙や布のサイズを測る際に使用します。
カルトンの直角を確認したりパーツを線引きする時に便利なのがL型の金属定規です。
一般には曲尺(かねじゃく)とか差し金(さしがね)などと呼ばれている大工道具です
・チャコペン
型紙を布に写したり、印をつける際に使用します。
時間が経つと自然に印が消えていく布用マーカーです。
・両面テープ
厚紙に布を貼る際に、使用します。
グルーと両面テープも併用すると、耐久性に強くより長持ちさせることができます。
・水貼りテープ
水貼りテープは、フォトフレームの背面にスタンドをつける際に使用します。
他には、箱を成型する際に、角に貼る際と強度が増して壊れにくくなります。
蓋付きお道具箱をカルトナージュする時に必要な生地の選び方や材料一式
カルトナージュではトワルドジュイ、モアレ、ダマスクが有名ですが、もちろん自分好みの生地を選んで頂いても構いません。
ですが、あまり薄い生地やシワになりやすいような生地は箱に貼る時に透けたり、綺麗に貼れなかったりするのである程度しっかりした生地を選んでください。
作りたいサイズの箱や厚紙
箱の参考サイズ:20㎝×13㎝×7㎝
しっかりと強度のある箱を選ぶのがポイントですが、もし箱が薄い材質でできているようでしたら、厚紙で補強して強度を持たせることもできます。
ダマスク柄の生地
表布・裏布:約45㎝×70㎝
こちらでは表布にダマスク柄、裏布は無地の生地を使ったお道具箱を紹介しています。
このように表布と裏布を変えるとまた違った味が出るのでおすすめです。
留め具やお好みのリボンやレースなどの装飾品
布を貼るだけでも充分おしゃれなお道具箱ができますが、お好みのリボンやレースでデコレーションしてあげると、更に可愛くおしゃれに仕上がります。
また、蓋付きの場合はマジックテープやくるみボタンの留め具を付けましょう。
カルトナージュでおしゃれな蓋付きお道具箱を手作りしよう!型紙や作り方の手順を動画付きで紹介
それでは、実際に100円ショップで販売されている蓋付きの箱をおしゃれにカルトナージュする方法を紹介していきます。
①布の裁断
まずは箱のサイズに合わせて型紙を作り、両端に1㎝の「のりしろ」を付けて布を裁断していきます。
柄に向きがある場合は逆にならないように注意してください。
②箱の下準備(必要に応じて)
布と箱によって、箱の元々の柄やロゴが透けてしまう場合はコピー用紙などの薄い紙を貼ることで布を貼った時に透けなくなります。
③蓋の布を貼る
まずは蓋の部分の布を貼ります。蓋の部分は一番目立つ場所ですので、しわや浮きができないように特に慎重に貼っていきます。
のりしろの部分は裏に綺麗に折って貼ります。
④側面の布を貼る
次に側面の布を一周貼っていきます。
最後のつなぎ目の部分は後ろに持ってくると前からの見た目が綺麗になります。
⑤底の布を貼る
箱に貼りつける前にのりしろの部分を折って貼っておきます。
⑥裏布を貼る
底の部分から貼っていきます。のりしろは立ち上げて側面に貼ります。
側面は、表布で底を貼った時のようにのりしろを折ってから貼ります。
⑦留め具や装飾を付ける
今回はマグネット付きの箱でしたが、布を貼ることでマグネットが効かなくなってしまったのでマジックテープを付けました。
レースとリボンで可愛くデコレーションしたら完成です。
カルトナージュ初心者にもおすすめのおしゃれなお道具箱/収納ボックスの作り方まとめ
カルトナージュのお道具箱は、道具のサイズや量に合わせて箱を成形したり、アトリエの雰囲気に合わせて好きな布を選べるので、自分好みの作品を作ったりリメイクできることが魅力です。
今回ご紹介したように100円ショップの箱を使えば、初心者の方でも簡単におしゃれで可愛いお道具箱が作れます。
カルトナージュ初心者の方でも挑戦しやすいように、必要な材料や道具&作り方を紹介しているので、ぜひお好みの布でアレンジを楽しんでみてください。