Written by Marryju Shop

【花を飾る暮らし】初心者の方でもおしゃれに見える花の生け方飾り方

フラワー・ガーデン

こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。

主婦
主婦
おうち時間で花を飾ってみたいけど、長持ちさせる方法はありますか?
はい!今回はこの疑問にお答えしていきますね!!
まりーじゅ
まりーじゅ

おうち時間が増えている今、家の中で過ごす時間も長いことと思います。

お部屋に季節の花を飾ったり、窓辺にグリーンを飾る「花のある暮らし」、素敵ですよね。
花が家に飾ってあるだけで華やかになりますし、心も晴れやかな気分になります。

「でもどうやって飾ればいいかわからない…」
「すぐに枯らしてしまうかも…」
など悩んで、飾るのを躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、初心者の方でもわかる花の生け方の基本やおしゃれに見えるアイデア、長く楽しむためのお手入れ方法を詳しくご紹介していきます。

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この記事の内容

この記事を書いている私は、ハンドメイドを4年していて、BASE(ベイス)で自社ネットショップ運営や、minne(ミンネ)やCrema(クリーマ)などフリマアプリで販売しています。おうち時間で、心を豊かにしてくれる「花のある暮らし」を始めてみたいとお考えの方の力になれると思います。

では早速、「花のある暮らし」の始め方について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
なかなか外に出かけられず、気分が落ち込んでしまう日が続きますが、ぜひ「花のある暮らし」を始めて、少しでも心を豊かに晴れやかにしていきましょう。

【部屋に花を飾る魅力】ブライダルコーディネーターだった私が「花のある暮らし」をおすすめする想い

以前、ブライダルコーディネーターとして結婚式場で働いていた頃、常に花に囲まれた環境であった事を覚えています。

披露宴会場・親族控え室・受付など、至る所にさまざまな花が飾ってあり、華やかな演出には欠かせない存在です。

そんな色とりどりの花は、普段私たちが暮らしている部屋に置いても、華やかに彩ってくれます。

最近では新型コロナの影響による自粛もあっておうち時間が増え、なかなか外出できずに気分が憂鬱な方も多いかと思います。
そんな方に、花を飾る魅力をお伝えして少しでも気分を晴れやかにしてもらえればと思い、ご紹介していきたいと思いました。

花を長持ちさせて枯れないために心がけたい「生け方」の基本

せっかく購入したお花、枯れないようになるべく長持ちさせたい方も多いかと思います。
こちらでは、少しでも長持ちさせるポイントについて解説していきます。

【水分補給が大事】部屋に飾る前に霧吹きで水の潤いを

花を長持ちさせて枯れないために心がけたい生け方の基本
花を購入して、家まで持ち帰るまでの間、花は水についていない状態が続きます。
その間も葉の表面からは水分が蒸発し続けるので、保水量が減ってしまっています。

花のみずみずしさを保つために、帰ったらまず花に潤いを与える事が重要になりますが、花の種類によっては注意が必要です。

多くの切り花は繊細なので、花びらに水滴がついてしまうと腐りやすくなってしまったり、花びらが落ちやすくなったりしてしまう事があります。

切り花は茎の断面から水分を吸収しますが、葉の裏側からも補給できるので、葉の裏側や茎の部分など、丁寧に霧吹きで水分を与えてあげてください。

【ひと手間で長持ち】お花の「水切り」処理で水揚げをする

【ひと手間で長持ち】「水切り」処理で水揚げをする
生花を買ってきたら、花瓶にさす前に「水切り」を行いましょう。

「水切り」とは茎を水の中に入れたまま、はさみで斜めにカットをする水揚げ方法です。

水切りをすることで、切り口にかかる水圧で水が上がりやすくなり、茎の中に入り込んだ空気を逃がすことができます。

水切りの注意点として、はさみは切れ味のいいものを使用することをおすすめします。
切れ味が悪いと、切り口がぐちゃぐちゃになり、茎の繊維を破壊してしまいます。はさみの手入れも忘れず行いましょう。

【花をきれいに咲かせるために】余分な葉や茎を取り除いて栄養を行き渡らせる

【花をきれいに咲かせるために】余分な葉や茎を取り除いて栄養を行き渡らせる
切り花は、水を吸い上げるための根が切られているため、地植えに比べて水を吸い上げる力が弱いです。
ですので、余分な葉やつぼみを取り除き、花にできるだけ栄養が行き渡るようにします。

葉が多すぎると、葉から水分が多く出てしまい枯れる原因になってしまいますので、葉を取り除いて量を減らしましょう。

特に、水に浸かると葉が腐ってしまい水も汚れますので、水に浸かる部分の葉は、全て取り除くようにます。

注意点としては、全て葉を取ってしまうと、今度は光合成出来なくなってしまい、栄養が作られず枯れてしまいます。

適度な枚数を残しておくことは、花を長持ちさせるために大事ですので、覚えておきましょう。

全体のバランス見ながら葉やつぼみを摘み取り、見た目にもきれいな花にするのがおすすめです。

初心者の方でも簡単にできる!お花を生ける際の4つのアイデアとコツ

ここからは初心者の方でも簡単にできる「お花の生け方」についてご紹介していきます。

【基本のバランス】初心者の方には「花の長さ:花瓶=1:1」の比率がおすすめ

【基本のバランス】初心者の方には「花の長さ:花瓶=1:1」の比率がおすすめ
お花を買ってきて花瓶にさしたものの、きれいに見えない、バランスが悪いと思ったことはありませんか?

初心者の方におすすめのバランスの比率は「花の長さ:花瓶=1:1」と覚えておくとよいでしょう。
また、後ろの花を長く、前にくるほど少し短く切ると全体に花が見えて、きれいになので意識して切ってみてください。

花の種類の組み合わせに迷われた方は、1種類でも十分かわいいアレンジになりますので、まずは1種類のお花だけで生けてみるのもおすすめです。

【夏らしくみずみずしい】コップやグラスに花を1輪水に浮かせるだけでもかわいい

【夏らしくみずみずしい】コップやグラスに花を1輪水に浮かせるだけでもかわいい
一番簡単にかわいく演出できる生け方が、お花を水に浮かばせる「浮き花」という方法です。

これは花が折れてしまって花瓶などにさせない時にも使えますし、少し弱ってきたお花でも使えますので、お花を最後まで長く楽しむことができます。
透明なグラスなどに1輪だけ入れてもかわいいですし、お皿などに何輪か浮かばせてもおしゃれです。

注意点としては、水が多すぎると、花によっては溺れてしまう可能性があります。
スプレーバラやスプレーマムなどの枝分かれしている花や、ラナンキュラスなどの花びらが薄い花は、水を薄く張るといいでしょう。

透明なグラスの方が、より夏らしいみずみずしさがでておすすめです。

【ナチュラルテイストがお好きな方に】かごやバスケットに入れればインテリアにも馴染む

【ナチュラルテイストがお好きな方に】かごやバスケットに入れればインテリアにも馴染む
ナチュラルテイストがお好きな方はぜひ、バスケットやカゴの中に花を生けてみてください。

かごの中に水を入れた器などを入れて、その中にお花を入れるだけですので簡単です。
ざっくりと入れるだけで、ナチュラルな花かごになります。

バスケットやカゴは100均などでも売っていますので、見つけてみてください。
インテリアにも馴染む、おしゃれなアレンジになります。
【ナチュラルテイストがお好きな方に】かごやバスケットに入れればインテリアにも馴染む

【花瓶がなくても大丈夫】家にあるお気に入りのマグカップやお皿にいれてもおしゃれ

【花瓶がなくても大丈夫】家にあるお気に入りのマグカップやお皿にいれてもおしゃれ
家に花瓶がないという方は、家にあるマグカップやコップ、お皿などに入れてもおしゃれなアレンジになります。

こんもり入れても華やかになりますし、1、2輪入れるだけでもかわいいです。

ぜひ家にある食器や身近にあるものを花器に活用してお花を生けてみてください。
センスのあるアレンジになりますのでおすすめです。

部屋のどこに飾る?花もインテリアの一部として取り入れてみる

<花を飾る場所>
花を買ってきて、「さあどこに飾ろう」と悩むのも楽しみのひとつかと思います。
玄関やリビング、寝室などどこに飾っても良いのですが、注意する点もありますので以下で説明していきます。

お花屋さんに行くと、ショーケースの中にお花が入れられているのを見たことがある方も多いと思いますが、あれは気温の低い所に入れて、花を長持ちさせているのです。

逆につぼみなどの花を咲かせたい場合は、暖かい所に置くと花が咲きやすいです。

そのため、家の中でも室温は低めで、直射日光の当たらない風通しのいい場所に花を置く方が長持ちします。
季節にもよりますが、玄関などはおすすめの場所と言えます。

とは言え、花は一番愛でる時間が長い場所に飾りたいものです。
リビングに置きたい場合は、エアコンなどが直接当たる場所は、花の水分が蒸発して乾燥してしまうので避けましょう。

逆に、直射日光やストーブなどが当たる暑い場所は、花瓶の中に菌が繁殖しやすくなるため避けた方が良いです。

また、一日中明るい場所に置いておくと、花が日中だと勘違いしてしまい、水蒸気を放出し続けて弱ってしまいます。
昼は明るく夜になったら暗くすることは、生きている花にとって自然に近い状態になるため、長持ちするので意識して飾ってみましょう。

<インテリアとしての花の効果>

おしゃれなお店や雑誌を見ると、インテリアコーディネートの中によく花が一緒に取り入れられています。
部屋に花を飾ることで、部屋の雰囲気がぱっと明るくなり、無機質の空間から温かみのあるくつろぎを感じる空間に変化します。

花を飾る場所を決めて、普段の生活の一部として花を飾る習慣をつけてみるのもおすすめです。
季節の花を感じながら過ごす生活は、きっと心も充実したものになると思います。

お花をできるだけ長持ちさせるためのお手入れ方法とコツ

お花をお気に入りの花瓶やグラスなどに生けたら、なるべく長く長持ちさせたいものです。
ここでは、毎日のお手入れ方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

【毎朝の習慣に】水の量はどれくらい?水は毎日きれいに保つのが基本

【毎朝の習慣に】水の量はどれくらい?水は毎日綺麗に保つのが基本
水の量はどれくらいがいいのか知っていますでしょうか?

花は水をたっぷり入れたほうが、元気に咲いてくれるような気がしますが、実は間違いです。

たっぷりの水の中に切り花を入れると、水に浸かっている茎の部分では呼吸ができなくなり、傷みやすくなってしまいます。

ガーベラやアネモネなどの茎に産毛が生えているもの、チューリップなどの球根系の花は、腐食しやすいため、花瓶の3~5割程の水の量にしましょう。

逆に、菊科やボタン科などの茎がしっかりした植物は、水をたくさん吸い上げますので、花瓶にたっぷり水を入ましょう。水が少ないと、水切れを起こし枯れてしまうことがあります。

花によって、ちょうどいい水の量が違いますので、迷われた方は購入する際にお店の方に聞いてみるのをおすすめします。

また、毎日水換えをして常に新鮮な水を与えることが大事です。
その際に茎が変色、変質、ぬるぬるしている部分があれば、その部分を切ってあげましょう。

傷んだ部分を切ることで、花に栄養が行き渡り、長く花を楽しむことができます。
水換えのタイミングで、花の様子もチェックすることが大事です。

【水換えのタイミング】花瓶やコップはいつも清潔な状態を意識する

【水換えのタイミングで】花瓶やコップはいつも清潔を意識する
水換えのタイミングでぜひやっていただきたいのが、花瓶やグラスを洗うことです。

水をいくらきれいにしても、花瓶が汚れていては、バクテリアなどの細菌が繁殖してしまいます。
スポンジなどを使い、中性洗剤をつけて花瓶のぬめりなどを落とすように洗いましょう。

透明なガラスに生けると、水の汚れ具合が分かりやすいので、初心者の方やお忙しい方は、あえて透明なものを選ぶのも良いでしょう。

花を長持ちさせるためにも、見た目のきれいさを保つためにも、清潔な状態を心がけましょう。

【お花屋さんも実践してる】花がしおれてきたら「湯上げ」がおすすめ

買ってきてお花を飾って何日かすると、花がくたっとして元気がない状態になる時があります。

これは「水が下がっている」状態で花に水分が届いておらず、吸えないないために起こります。
そんな時はお花屋さんも実践している「湯上げ」という方法を行ってみましょう。

「湯上げ」をすることで、切り口を消毒し、バクテリアを死滅させることができます。
また、茎の先端をお湯で煮ることで、ブクブクと泡が外に出て、茎の中に入り込んだ気泡を抜くことができます。
これによって、導管の空気が抜けて、一気に水をすいあげることができます。

湯上げに向かない花は、カーネーション、ユリ、菊の花、トルコキキョウなどは湯揚げしてもあまり意味がないのでしなくても大丈夫です。

お花を長く生けるための「湯上げ」の手順

①茎の部分を残して新聞紙などでお花を束ねます。
これは湯気が花や葉っぱに直接かからないように保護するためです。
(今回はニゲラの花を湯上げしてみます。)
湯上げの手順
湯上げの手順
②束ねたら茎の部分を斜めにカットします。
湯上げの手順
③茎3㎝位を沸騰したお湯に浸けます。
茎の柔らかいものは約20秒、茎の硬いもので約40秒が目安です。
湯上げの手順
④時間がたったら、すぐに水に入れて冷まします。
湯上げの手順
また、このほかにも「深水」というやり方もあります。

手順は湯上げ同様に、新聞紙で花首をまっすぐに整えてから茎の部分を出してくるみ、たっぷり水の入ったバケツなどに花を浸けます。
約2時間ほど、日光と風が直接当たらない冷暗所に置いておきましょう。
花がシャキッとします。

家から花を持って帰ってきてくたっとしていたときや、おうちで飾っていて元気がなくなってきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

【お手入れする時間も楽しむ】傷んだ花びらや葉っぱはこまめに摘み取る

【お手入れする時間も楽しむ】傷んだ花びらや葉っぱはこまめに摘み取る
花びらや葉っぱの元気がなくなってきたら、傷んだ部分をきれいに摘み取るのが大事です。

気づいたら摘み取ってもいいですし、週に1、2度、1本ずつ丁寧に花と茎の状態をを見て、水切りや湯上げ、深水など花を手入れする時間を作るのがおすすめです。

この時間も習慣にしてしまえば、花を楽しむ時間になりますので是非行ってください。
【花を飾る暮らし】初心者の方でもおしゃれに見える花の生け方飾り方

【花を飾る暮らし】初心者でもおしゃれに見える花の生け方のまとめ

最後に、これまでの内容を以下にまとめました。

いかがでしたでしょうか?

花を飾ることを難しく考える必要はありません。
身近なもの使いながら、四季折々の花を部屋に飾るだけで、暮らしが彩りある豊かなものになります。

少しの時間をお花の手入れにかけることで、心も癒されることでしょう。

思いっきり外で遊べなくて気分が沈んでしまいがちなこの時期に、ぜひあなたも「花のある暮らし」を始めてみませんか?

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