BASEで古着を販売!販売許可が必要な中古品がある?申請方法とは
こんにちは。
ハンドメイド作家のまりーじゅ(marryju shop)です。
BASEショップで古着やアンティーク品を取り扱いたいと思っていませんか?実はネットショップで商品を販売する際、ある特定商品には販売許可が必要なことをご存知でしょうか?
また、おうち時間を利用して、いらない物の整理をしている方は、不用品をBASEで販売することができるので、捨てない方が良いかもしれません!
中古品によっては、販売許可が必要ないのでBASEショップで簡単に出品可能なのです。
この記事では、BASEで中古品を販売するために必要な知識や、販売許可申請方法について紹介します。
まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。
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この記事の内容
- BASEはどんなネットショップ?サービスや特徴は
- BASEでは中古品や不用品を販売できる?
- BASEで販売許可が必要な中古品と不要な中古品は
- BASEで中古品や不用品を販売するために必要な許可証とは?
- BASEで中古品を販売するための「古物商許可」申請方法
- BASEショップに独自ドメインを設定している場合
- BASEに中古品の販売許可を申請する方法
- BASEで中古品を出品から販売する方法の流れ
- BASEで中古品販売!人気の4つのジャンルは?
- BASEで中古品販売!必要な準備と申請方法まとめ
この記事を書いている私は、洋裁講師歴25年の母の指導の元、ハンドメイド製作、BASE(ベイス)で自社のネットショップ運営や、minne(ミンネ)やcrema(クリーマ)などフリマアプリで4年販売しています。
ネットショップの使用方法にも精通しておりますので、これからネットショップを運営していきたい方の力になれると思います。
では早速「BASEサイトで販売するのに許可が必要な商品」について色々解説していきますので、是非最後まで読んでみてください。
BASEはどんなネットショップ?サービスや特徴は
BASE(ベイス)とは、誰でも簡単にネットショップ運営を始めることができるサイトです。
輸入品やハンドメイド商品、DIYオリジナルグッズなど、様々な商品を販売することができます。
BASEショップの月額使用料は無料
BASEショップの月額運営費用は無料になります!
購入された際に、BASEへ手数料を支払うシステムのため、リスクなくネットショップ運営ができるのです。
BASEには拡張機能apps(アプリ)が豊富
BASEにはショップ運営を手助けしてくれる機能が70個以上あり、そのほとんどの拡張機能apps(アプリ)が無料で使えます。
他サイトとの連携で、ハンドメイドアクセサリーやスマホケース、Tシャツ、マグカップ、トートバックなどのオリジナルグッズ作成もできるので、ショップ販売の可能性を広げてくれるでしょう。
BASEでは中古品や不用品を販売できる?
BASEでは中古品や不用品を販売できるのでしょうか?
まずは、中古品の定義について共有したいと思います。
【中古品とは】
- ①すでに使用されている物
- ②未使用だとしても、消費者の手に渡ったもの
- ③メンテナンスされたもの
BASEでは、上記の定義に当てはまる「中古品」や「不用品」を販売することが可能です。
しかし、一部の「中古品」は販売する際には、販売許可証が必要になります。
3.BASEで販売許可が必要な中古品と不要な中古品は
こちらでは、BASEで販売許可が「必要な中古品」と「不要な中古品」について詳しく説明していきます。
BASEで販売許可が必要な中古品
中古品のなかでも、販売を目的として仕入れ、実店舗やネットショップで販売する際には「販売許可証」が必要になります。
ネットショップでよく売られている対象品をあげておきます。
- 美術品
- 衣類
- 時計・宝石
- 中古の本やCD、DVD
- アンティーク家具
- チケットや金券
販売するために仕入れる全ての商品には「販売許可証」が必要になるということです。
BASEで販売許可が不要な中古品
ネットショップで販売許可が「不要な中古品」は、自分で使用する目的で購入した物になります。つまり不用品は販売許可なしで、出品可能ということです。
しかし、不用品でも、本業としてでなく販売する場合のみが対象になりますよ。
BASEで中古品を販売するために必要な許可証とは?
BASEで「販売許可が必要な中古品」を出品するためには「古物商許可証」が必要になります。ここでは古物商許可証について詳しく説明していきます。
中古品を販売するには必要な「古物商許可証」とは
古物商とは、古物営業法に規定される古物(中古品)を、販売・交換する業者や個人のことです。
つまり、古物商許可証とは、古物商としての営業を認められていることを示す物になります。許可証は警察署により発行されます。
古物商許可証の取得方法
古物許可証の取得方法はこちらの5ステップになります。
- 管轄の警察署で古物商申請の相談をする
- 古物商許可申請書を入手し、必要な書類を集める
- 管轄警察署の担当者に申請書類を提出する(申請費用¥19,000)
- 古物商許可取得が可能かどうかの連絡を待つ(40日程度)
- 古物商許可証を管轄の警察署へ取りに行く
個人で行うことが難しい場合は、代行業者に依頼することも可能です。
BASEで中古品を販売するための「古物商許可」申請方法
ここでは、BASEで古物商許可が必要な中古品を販売する際の、申請方法を説明します。
通常の「古物商許可」申請をする
まだ古物商許可をお持ちでない方は、「インターネットで販売しない」という前提で、通常の古物商許可申請を警察署で行います。
もうすでに古物商許可をお持ちの方は次のステップに進みます。
BASE事務局に「URL使用承諾書」発行申請をする
古物商許可証を取得後、BASEお問い合わせフォームにて「URL使用承諾書」を発行申請します。
その際、以下の内容を記載・添付してください。
①必要事項3点
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・許諾対象のショップURL:(管理画面>設定>ショップ設定>ショップURL に記載がございます)
・許諾対象の氏名 :(古物商許可証に記載の氏名と一致している必要があります)
・許諾対象の現住所 :
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警察署にてBASEショップでの古物商許可申請をする
BASE事務局から「URL使用承諾書」を受け取りましたら、URL使用承諾書を警察署へ持っていき、「ネットショップで販売を行うための古物商許可証」への変更申請をおこないます。
BASEショップに独自ドメインを設定している場合
BASEショップに独自ドメインを設定している場合、BASEでURL使用承諾書の発行を行うことができません。
インターネット上で「ドメイン検索」「WHOIS検索」を行い、検索結果の画面を印刷したもので届け出を行えます。
詳しくは、所轄の警察署の古物商担当で相談してみましょう。
BASEでの中古品の販売許可取得後の対応
さて、「ネットショップで販売を行うための古物商許可証」を取得後、BASEショップで出品前に対応すべきことを説明します。
ショップ設定の「運営に関する情報設定」ページを開く
「その他(営業時間・定休日等)」の欄に必要情報を入力
「その他(営業時間・定休日等)」の欄に以下情報3点を記載します。
- 氏名または名称
- 許可をした公安委員会の名称
- 許可証の番号
中古品の商品ページ、もしくはトップページにも必要情報を入力
また、取り扱う古物を掲載している個々の商品ページ、またはショップのトップページにも同様の情報3点を記載する必要があります。
トップページに情報を記載する場合は、ショップロゴに情報を入れるか、情報を商品として登録し、公開する方法になります。
BASEで中古品を出品する方法の流れ
ここでは実際にBASEで中古品を出品する方法を説明します。中古品を登録する際の注意点も合わせてみていきましょう。
BASEアカウントにログイン
まずはBASEショップアカウントにログインします。
まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。
»BASEのアカウント開設はこちら
商品管理画面を開く
トップページから「商品管理画面」を開き、「商品を登録する」を選択します。
商品情報を入力する注意点①:商品説明
目次7「BASEでの中古品の販売許可取得後の対応」でも記しましたが、販売許可が必要な中古品には、個々の商品に以下の3つの情報を入力する必要があります。
(トップページに対応する場合は必要ありません。)
- 氏名または名称
- 許可をした公安委員会の名称
- 許可証の番号
商品情報を入力する注意点②:カテゴリ
他の商品も扱っている場合は、新しくカテゴリを追加し、商品管理をしましょう。
商品を登録する
全ての記入が終わりましたら、「登録する」を選択し、出品完了です。
BASEで中古品販売!人気の4つのジャンルは?
BASEでは中古品の販売をしている方が多いです。ここでは人気の4ジャンルを紹介します。出品の参考にしてくださいね。
古着やバッグ、帽子などアパレル商品
アパレル商品は、有名ブランドの中古品の他にも、古着商品が人気です。古着には既製品にはないデザインや、テキスタイルの良さがあるでしょう。特に、アメリカやヨーロッパヴィンテージを扱う店舗が若者に支持されています。
ネットショップでは試着ができないため、バックや帽子、アクセサリーなど、サイズを確認する必要がない商品の方が購入されやすい傾向があります。
販売する際は、生地の状態や、ほつれている部分があれば、写真を添えて記入しましょう。発送後のトラブルにならないよう、注意事項をしっかり明記する必要があります。
限定品やプレミアのフィギュア・おもちゃ
フィギュアやおもちゃは、写真だけで購入を決めやすいのが、ネットショップで人気の理由でしょう。
また、限定品やプレミアのフィギュアは、実店舗で探すのは困難な場合が多いです。そのためインターネットで検索する方が多く、値段が高くても購入されています。新品の状態に近い方が高値がつきます。
一方、こども向けのおもちゃは、使用期間が決まっているため、中古品でも安く買いたいと考えている方が多いです。状態は良い方がいいですが、新品以上の値段では購入されないので、おもちゃの種類によってはコレクター向けに販売した方が良いでしょう。
アンティーク雑貨・小物
アンティーク雑貨や小物は、値段の幅が広く、気軽に購入しやすいです。インテリアとして購入される方が多く、テイストが部屋に合えば、まとめ買いもあるでしょう。
また、、アンティーク小物を利用して、オリジナル雑貨をDIY作成する方もいます。そのため、昔の木箱や古い布生地など、意外なものが商品になることもありますよ。
ハンドメイドやリメイク品が好きな方は、アンティーク品を好む特徴があります。他のカテゴリーの商品と交えながら販売するのも良いでしょう。
海外製の中古家具
海外で行われる、フリーマーケットや蚤の市では、アンティーク家具などがよく扱われています。欲しいけど、持って帰れないから諦める方が多いのではないでしょうか。
だからこそ、海外製の中古家具は人気があります。アパレル品などと違い、ストックスペースも輸入費用もかかります。しかし、中古家具を扱っているネットショップは少ないので、市場の競争率が低いでしょう。
BASEで中古品販売!必要な準備と申請方法まとめ
最後にこれまでの内容をまとめました。
- BASEはどんなネットショップ?サービスや特徴は
- BASEでは中古品や不用品を販売できる?
- BASEで販売許可が必要な中古品と不要な中古品は
- BASEで中古品や不用品を販売するために必要な許可証とは?
- BASEで中古品を販売するための「古物商許可」申請方法
- BASEショップに独自ドメインを設定している場合
- BASEに中古品の販売許可を申請する方法
- BASEで中古品を出品から販売する方法の流れ
- BASEで中古品販売!人気の4つのジャンルは?
いかがでしたでしょうか。
BASEで古着や不用品を販売したいと考えている方に向けて、中古品販売に必要な知識や販売許可証について説明しました。
中古品によっては販売許可は必要ないため、誰でも簡単にBASEで販売できます。
おうち時間を利用して、不要品で販売できそうなものを探してみてはいかがでしょうか?
まだBASEに登録をしていない方は、30秒でBASEに登録ができるのでしておきましょう。
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